7月も中旬、梅雨の大雨は12日には止んでも、その後は曇ったりで今一つすっきりしないが、野々池貯水池からやっと蝉の声を確認できた。この時期のセミは簡単に捕まるので羽をぶらぶらさせて鳴かすと面白いが、今年のセミの姿は確認していない。遠くに、草刈りのチェンソーの音が聞えてきたので、切られる前に見ておこうと野々池貯水池の「オニユリ」を見に行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/48/764b15d954a0e741e8ce4aed06a09678.jpg)
今年の同じ場所に咲く「オニユリ」の花の数は何時もより増えているように思う。近くに寄ってみると、違う場所にも広がって咲いている。ノイバラの棘を気にしながら踏み分けて近くまで行ってジッとカメラを向けると直ぐに、半袖の腕に数匹の蚊が止まる。オニユリの近くに寄っていくと、木の陰に隠れて咲いているオニユリをたくさん見つけた。毎年、オニユリを見つける度にムカゴを取っては周辺にばらまいてきたが、ひょっとしたら、それが次第に広がり育っているのかもしれない。
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今年の同じ場所に咲く「オニユリ」の花の数は何時もより増えているように思う。近くに寄ってみると、違う場所にも広がって咲いている。ノイバラの棘を気にしながら踏み分けて近くまで行ってジッとカメラを向けると直ぐに、半袖の腕に数匹の蚊が止まる。オニユリの近くに寄っていくと、木の陰に隠れて咲いているオニユリをたくさん見つけた。毎年、オニユリを見つける度にムカゴを取っては周辺にばらまいてきたが、ひょっとしたら、それが次第に広がり育っているのかもしれない。
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橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリの花、茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。まだ閉じている花弁に指を突っ込んで中の花粉を集めて、別の堅い葉の中に閉じ込め2~3日発酵させ、これを指先につけると、マニュキュアみたいに爪が紅く染まる。この遊びを子供時代に興じていたとは女房の昔話。
7月中旬も過ぎると、これからの天気予報も外気温は30度超えの日が多くなっている。昼間、風の通り道になった窓に簾を下ろせば風通しは良く、今のところ快適だが、夜、雨戸を閉め寝に入って暫くしてからの暑さにはほとほとまいってしまうが、今年は扇風機よりクーラーをつける日が多くなりそうだ。