毎年そうだが、夏と冬の2回、野々池貯水池土手の草刈りを管理元明石市役所の水道局が実施する。
この作業、見るのが大好きだ。何処からともなく、草刈り機の音がし始めると、刈った草の匂いが音に続いて漂ってくる。この匂いは何とも言えず、好きな匂いだ。野々池貯水池の夏の草刈りで青草を刈った時の匂いは特に心地よい。STIHL 製2サイクルエンジン付き刈払い機の独特の音に乗って心地よく作業が進み、刈った後の仕上げも綺麗で、刈った傍から草を集めて車に積み込む作業を繰り返しながら、最後はエンジン付きブロワーで残り葉を散らし掃除すると鳥が寄ってきて虫をついばむ。今年は内周路の土手から始まり、次は外周路に続き、最後にジョギングコース中央を分けているアベリアをトリマーで刈り揃えて作業が終了するには一ヶ月は掛かる作業で、この時期、雨が降る時期でもあり、最後に全作業が終了する頃には、一番最初に刈った草はかなり伸びてくるから、賽の河原によく似ているが、確認のため作業監督者は作業済みの場所をカメラに収めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/7e/49bd323ed2c501734c430ab6c6b08f85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/95/7a22917e797efb902827b45d26bb9f98.jpg)
ちょうどその時、貯水池では噴水装置の試運転だろうか、噴水が勢いよく上がっていた。久し振りにみる野々池貯水池の噴水だったので、デジカメに撮ろうと構えている最中に、暫くすると噴水が止まった。1989年頃、貯水池に噴水装置が設置され、毎年5月頃から、夜、ライトに照らされ上がる噴水の向うにライトアップされた明石大橋が重なり合う光景は見もので、この光景を見に野々池貯水池に上ってくる人も多かったのだが、2012年か13年ごろに、経費節減とかで休止して以来、今なお休止続行中。野々池貯水池は高台にあり、夏場、池からの涼しい風もあって、ランニングやウォーキングする人で陽が落ちても絶え間ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/93/5daa511844f56815594767bd0a1a9c5c.jpg)