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野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

合歓の花@野々池貯水池、2024

2024-07-01 06:01:37 | 野々池周辺
 
近畿地方は6月21日、梅雨入りしたあと、毎日小雨模様でうっとうしい日が続いている。大雨が降った後、晴れて陽が昇ってきたので、この日以外に見れないと思って野々池貯水池の合歓の樹を見に行った。

大雨の影響だろうか、幾つかの合歓の花は落ちていたが、大半はまだまだ勢いがあって咲いている。2年ほど前までは、野々池には大小2本の合歓の樹があって、一本は大木で背丈が優に16m強。もう一本は疎水沿いから水を分岐した水路の近くにあり、こちらの方の背丈は3mほどで、毎年決まって同時期に花を付けていた。ところが、気が付くと、疎水の分岐水路添いの樹は根元からバッサリ切られた。小さい合歓の樹の方が花をすぐ近くで観察できるので写真映りも良かったのだが、今は大木が一本だけとなった。その大木も数年前の台風で大きな枝が折れていたが、数年経った現在、見事に復活し、かっての見事な合歓の樹に戻っている。現役の頃、会社への行き帰り、この季節になると何時もこの合歓の樹をみて季節を感じてきたので、野々池貯水池の中でも好きな花の一つだから、元気に咲く合歓の花を見ると季節を感じ安心する。 
  
   
合歓の樹は、その種をみるとマメ科だと直ぐに分かるが、この花弁が豆に変化するのはなかなか想像できない。しかし、冬になると種をつけ、それが冬の風と共に飛び散り、家のベランダにも飛んでくるし、野々池貯水池の土手には、風に乗って飛来した種から伸びた1m弱のねむの木に成長した時期もあった。しかし、年2回の土手の一斉草刈で刈られて伸びきらず、現在も花を咲かす合歓の樹は一本だけ。その合歓の樹のすぐ近くに、オニユリの小さな蕾が咲く順番を待っている。
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ネジバナ@野々池貯水池、2024

2024-06-29 06:34:11 | 野々池周辺
野々池貯水池に出ると、枯草だった土手は春先に一面緑色に変わりクスノキ等の若葉の新緑がまぶしい中でチガヤの白い穂が風に揺れ、初夏の頃になると野ランの一種「紫蘭」が一面に咲く。そして、梅雨時の今はと言うと「ネジバナ」が一斉に花を咲かす。その「ネジバナ」も野ランの一種で、注意してみないとこの花を見つけることはなかなか難しいが、一度みると特徴があるだけにすぐにわかる。スーット伸びた細い茎に螺旋状にピンクの花が房状に咲き、本当に品のある花姿で見つけると感動ものだ。「ネジバナ」も好きな野々池貯水池の花なので、毎年見に行っていた。ここ数年は、花瓶を埋めるほど一杯に採取できたが、今年は見に行ったのが遅かったこともあるんだろうが、多くのネジバナの花は時期を終えていた。濃いピンクの花は白色の綿毛 状に変わり、風が吹くとたんぽぽの白い花のように飛ばされている。それでもなんとか桃色「ネジバナ」を見つけた。 
       
       






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その後のアケビの実@野々池周辺、2024

2024-06-28 06:00:11 | 野々池周辺
野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、今年の5月の連休過ぎに確認に行くと、小さい実がなっているのを見つけた。その大きさは約10㎜程の小ささなので、注意してないと見つけるのは困難だが、じっと目を凝らし探すとやっと1個を見つけた。で、昨年同様に、6月中旬過ぎ27日に、同じ場所に行くと、3個のアケビの実を見つけた。その大きさも約5㎝と、5月連休明け時に比べるとかなり大きくなっていた。しかし、5月中旬に見つけた場所とは少し違う位置になっているような気もするが。
  
  
  
かなり以前ことだが、西明石の上ヶ池公園の近くにある「花と緑の学習園」 の秋の山野草展に、その展示場の入り口付近に背丈40㎝ほどの高さのアケビの盆栽仕立てが展示してあり、しかも実が茎にぶら下がった状態で展示してあってびっくりした記憶がある。今思うに、こんなツル状の植物を、小さい盆栽に仕立て、更に実までつけていたので、どのようにして作り上げたのか不思議なアケビの盆栽だった。

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カリステモン@野々池貯水池

2024-06-05 06:39:07 | 野々池周辺

オーストラリアが原産とされる「カリステモン」
樹丈15mを超え、灰白色の樹皮は紙状に剥離し、枝はヤナギに似た細い葉が枝垂れしており、その枝先に白色ブラシのような花を咲かせる。日本名は金宝樹とも呼ばれているらしく、「お金が貯まる」とか「この木を植えると家が栄える」とか言われているが、その「カリステモン」の樹が野々池貯水池に一本だけある。枝の先端の白い洗浄ブラシに似た花姿が面白くて、なんでこんな変わった花を咲かすんだろうと、花が咲くたびに思う。
  

「金宝樹」と呼ばれているからには、野々池貯水池から当方の家にも「お金」や「幸せ」が風に沿って流れて来るに違いないと、このブラシの花をみながら、毎年、そう願っている。
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野々池貯水池も賑やか(その2) 紫蘭

2024-05-13 06:30:55 | 野々池周辺

野々池貯水池に出ると、枯れ草だった土手は一面緑色に変わり、クスノキ等の若葉の新緑がまぶしい。山野草のチガヤが白い猫じゃらしみたいな穂を一面に付けて風に揺れている。そんな野々池貯水池にも初夏の花が咲き始めている。南側の土手ノリ面には「紫蘭」が沢山咲いている。一時は乱獲がたたって花数は少なくなっていたように思うが、今は回復したというより南面一面が「紫蘭」の赤い花で足の踏み場もないようにさえ見える。
   
  

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今年もあった、アケビの小さい実@野々池周辺、2024

2024-05-11 06:45:37 | 野々池周辺
野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、4月中旬ごろに変わった花が咲く。5月の連休もすぎたので、どうなっているのか見に行くと、あった。小さい実がなっている。その大きさは約10㎜程の小ささなので、注意してないと見つけるのは困難だが、じっと目を凝らし探すと見つけた。今の時期、見つけた実は1個だけだったが、もう少し立つと数は増えるかもしれない。
  「2024年、野々池周辺のアケビの実」
アケビの実を食べてことは2回ほどある。「アケビの実をもらったのでお裾分けにきました」と知合いがアケビの果実を持ってきてくれたことがある。何れも良く熟しているものばかしだ。その時生まれて初めて食べたが、何とも言えない不思議な食感だったことを覚えている。中の乳白色半透明のゼリー状の果実の中にある、種をプーッと口から飛ばしながら柔らかいゼリーを食べるのだが、このゼリー、色んな味がしたような気がする。さてさて、野々池周辺のアケビはどんな味になるのか楽しみに秋を待つことにしよう。
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野々池貯水池も賑やか(その1) スイカズラ(吸い葛)

2024-05-10 05:48:13 | 野々池周辺
春も真っ盛りで、野々池貯水池は新緑が眩しく花も賑やかに咲き誇っている。
このところ暫く野々池のジョギングコースに上がってなかったので、風は少しあるも良く晴れて暖かい9日、久しぶりに自転車に乗って一回りしてみた。色んな花が咲き誇り、とくにミヤコグサの黄色の花が群生しており野々池の土手も賑やかに見える。

今の野々池貯水池には「スイカズラ」が咲いている。
その周りをクマンバチが飛び回っている。野々池のジョギングコースを通ると、今の時期、クマンバチに出くわすことが多々あるが、そうか、スイカズラの蜜を吸いに来ているのか。
   
2個並んで咲く花弁は始めは白色で、その後、淡黄褐色に変化するらしいが、現実は白い花と古い黄色い花が一緒に残っている。花に甘い蜜があり「蜜を吸うつる植物」だからスイカズラ(吸葛)だと言われているので、今回も1個の花を取って吸ってみたが、それらしい水分がわずかに出てくるも、椿の蜜のようなものは全く出てこない。また、香水のような甘い香りもするとも書いてあるが、実際嗅いでみても香水のかけらも漂わず、と言うところ。ただ野々池貯水池で実際に咲いている花は夾竹桃に巻き付いているのが多く、葉、枝、根っこ周りに毒を持っている夾竹桃に巻き付く「スイカズラ」を沢山とって吸ってみようと言う勇気もなかった。また、ウキペディアには花や茎葉は生薬や食用にも多用されたとも書いてある。
   
  

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イキシヤ@野々池貯水池、2024

2024-05-06 09:24:13 | 野々池周辺
 
野々池貯水池周りには面白い花が咲くので、季節になるとそれが楽しみでもあるが、今、野々池貯水池に「イキシヤ」が咲いている。
針金のように細くしなやかな茎に優美な花がびっしりと咲き、周りが明るく華やいだ雰囲気になっている。何気なく通り過ぎてしまう場所にあり、しかも野々池貯水池の外周路から花の先端がわずかに見える程度なので、殆どの人は気付くこともなく切り取る人もおらず、花は夜間や雨天には閉じていて、日中は大きく開く。 花が開くとよく目立ち、一面ほぼ群生に近い花の塊に咲き揃い、はっとする。つぼみは米粒を大きくした形で、咲くとかすかに香る。南アフリカ原産だと書いてあるが、咲いた花色は赤や黄、ピンク系で、つぼみのときは黄色で開花し時間が経過するとピンクに変わる。
本にあったイキシヤの特徴
 イキシアは針金のように細くしなやかな茎に、優美な花がびっしりと咲き、明るく華やいだ印象の花です。花は夜間や雨天には閉じていて、日中は大きく開きます。中心部がブロッチのように濃色になるものも多く、これがチャームポイントとなって花が開くとよく目立ちます。イキシア属には南アフリカに40~50種ほどの原種があり、自然交雑種もあるといわれ、園芸品種は50以上も育成されています。多くは下から順に咲き、一重咲きのものがほとんどです。カラフルで花の大きさもさまざまで、香りの強いものもあります。
きゃしゃな感じがしますが、性質は強く、フリージアや春咲きグラジオラスなどと同様、冬の寒さに注意すれば育てやすく、球根もよくふえます。単色あるいはミックスで利用してもよく、群生させると見事です。コンテナの寄せ植えでは、すらりとした草姿と草丈の高さを生かし、丈の低いこんもり茂るものと組み合わせるとよいでしょう。
    
    

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野々池貯水池周辺の桜、2024

2024-04-05 06:00:57 | 野々池周辺
町内幹線道路沿いにある「出合小学校」と「ふくだ医院」を過ぎてすぐ、ポストの後ろに咲く濃紅色の桜。樹丈はそんな高くはないが濃いピンク色が目立っているので、この前では立ち止まる人も多い。3月末ごろに咲き始めて、4月の第1週には散り始めたが、昨日(3日)の雨で多くの花弁は落ちた。「コロナで花見はできなくとも、変わらず季節は巡り、自然が迎えてくれる」とはコロナ全盛期の神戸新聞にあったが、暗いニュースが多くとも、桜は変わらず咲く。桜の名所、明石公園に行かなくとも、すぐそばの野々池貯水池周辺の、桜の花の匂いからでも春を感じることができる。
       

次の桜、野々池貯水池の土手にある枝垂れ桜は満開に見えるも、桜の木の下には落ち始めた桜の花弁がチラホラと。例年だと、野々池貯水池で一番最初に咲く桜はこの「枝垂れ桜」の幼木だったが、今年も僅かの日にちの差で、町内幹線道路にある桃色桜の花が早かったようだ。西明石緑道終点近くにある野々池貯水池の二本の「枝垂れ桜」は数年前に枯れ始め、今は見る影もないが、その今咲いているのは、それではなく、背丈も2m弱の小さい枝垂れ桜の樹。まだ背丈は小さいが、じっくり見ると、鮮やかな色合いである。
  
 



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杏の花が咲き始める、2024

2024-03-20 06:37:44 | 野々池周辺
野々池貯水池土手の杏の花が咲き始めた。
杏子の花は桜のソメイヨシノに似ているが、それよりも更に薄く繊細で満開近くになると少しでも強い風が吹くとすぐに散ってしまうので、何時もよりか1週間ぐらい早いが写真に残しておこうと近くまで行ってきた。毎年、このくらいの花数を付けるのだが、結実するまでに至る年とそのまま散ってしまう年がある。去年は結実しなかったが、その前の年は1,2個実がなった。梅より小さい熟した黄色の実を口に入れてみたが、そんなに旨いものではなかったけど、気候も暖かくなったので、上手く受粉して実がなってくれたらと、かすかな希望をもって眺めている。  
  
  

杏の樹の下に、黄色の水仙とムスカリの花が咲いていたので、写真に撮った。 
 
野々池に行く道すがらに、サクランボの花がこれまでもか言うほどに花を咲かせている。昨年は沢山のサクランボの実がなっていた。
  「サクランボ花」
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