goo blog サービス終了のお知らせ 

野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

町内の紅葉、2024

2024-11-29 06:12:15 | 野々池周辺
 
11月ももぅすぐ終わり、12月がすぐそこに来ている。
時々雨が降るも総じて暖かく、朝の外気温が6度近辺になることもあるが、日が照ると昼間は暖かく過ごせる。この季節、FBやインスタグラムを流していると、秋の紅葉が映える場所とかで写真がよく登場する。投稿された写真をみながら、良いな~と感じつつその場所に行ってみようかと頭をよぎるが、腰が重い。と言うのは、野々池貯水池周りの殆どは夾竹桃やツバキそして楠の常緑樹が多く落葉樹は少ない場所で年中代わり映えしないが、紅葉の季節になると赤や黄色に色づくものもあって、そこには紅葉の映える場所に比べるもないがハッとするような色遣いを見る事ができるので、ほんの一瞬を楽しんでいる。

町内に入り、道路まっすぐな位置に町内唯一の医院「ふくだ医院」がある。この町は、町内入口から林崎疎水まで道筋、「西山延命地蔵尊」「野々池貯水池」「林崎疎水」で構成された街で、鳥のさえずりを聞きながら過ごす秋もまた良し。その「野々池貯水池」のすぐ傍の町内幹線道路沿いにある丸山公園内にあるのが「西山延命地蔵尊」を祭る祠。この公園は明石や西明石に行くには必ず通る道なので祠がよく見えるが、お堂を見ると何時も参拝者がおられる。「一願成就」、願いごとがよく叶えられるというので、付近の人々は勿論、ずいぶん遠くからもお参りに来られるようで、参詣者の線香の煙の絶え間がない。その祠の周りの落葉樹が、今、紅葉の真っ盛りだったので、寄ってみた。 
   
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のリンドウ@野々池貯水池、2024

2024-11-22 06:05:47 | 野々池周辺
   
明石の野々池貯水池では予想もしない山野草と巡り合う事がある。リンドウがそうだ。
毎年移り変わる野々池貯水池を良く見てきたが、10数年前、リンドウを初めて見たときは本当にビックリした。ジョギングコースから草むらに隠れている小さいリンドウを見つけること等困難で、殆どのジョガーは前を見て早足でジョギングやウォーキングするので尚更リンドウなどに気付くことはない。ところが、自動車道路からも見える東側の土手に降りてくると、結構の数のリンドウが咲いている。リンドウが咲くと聞くと、野々池貯水池は如何にも山里にあるのかな思ってしまうが、野々池貯水池は西明石駅から歩いても約30分、車でも10分ぐらいの距離にある。野々池貯水池に行くと西明石駅近くのマンションが見え、決して都会とは言えないが、小高い丘は近くにあるものの山裾でもない。そんな場所にもリンドウは咲く。
  

野々池貯水池は定期的に草刈りや樹木の選定等で貯水池周辺整備が丁寧に行われている効果だろうと思う。この季節には、リンドウが咲く東側の道路沿いは、常に日が当たり開花に適しているのかもしれない。リンドウの背丈は15
㎝ほどで茎も細く、直立しているもの、横に這っているのもあり、シッカリと花と蕾をつける。

そして、リンドウの傍に咲いていた黄色の花。
自動車道路からだとかなり沢山咲いていた。多分、アキノキリンソウ 。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野々池周辺のアケビを食べてみた

2024-10-25 06:04:12 | 野々池周辺
10月末近くの23日、もうそろそろだろうと野々池周辺のアケビの果実を取りに行った。今年も10月中旬に一度確認に行ったが、9月初めの状態に比べやや大きくなったような気もするがさして変わらず、熟すまでには至っていないような気がしたので、そのまま放置し様子を見る事にしていた。しかし、昨年の10月末にはパカッと口を開け、半透明のゼリー状の果肉は半分無くなり中にアリがいたので、今年はアリにやるぐらいなら自分で食べてみようと、少し早いが採取してきた。採取したアケビのうち、2個は既に口を開き、一個は中の果肉は既になく、一個にはゼリー状の果肉は残っていたが半分傷んでいるような状態にあった。
  

で、野生のアケビなるを食べたことがないので、どんな味なのか確認すべく、包丁で切れ目を入れゼリー状の果肉を食べてみた。
  
  
野々池のアケビはゼリー状の果肉が半透明なるものとまだ白い綿毛で包んだようなものがあって、半透明のゼリー状の果実を口に含むとほんのりとした甘い触感だったが、透明になっていない白い果肉は殆ど味がなかった。しかも、果肉の中は黒い種だけがいっぱい入っていて、過去食べた、貰い物のアケビの味とは大きく異なっていたので、それ以上は食べる気が失せた。しかも食べた後、アクが残って口の中が少し苦い。

一方、アケビやムベを食べた経験は過去、スーパーで売っていたものや、また数度かもらったこともあるのでその触感と味は覚えているが、その味より、今回食べた野々池のアケビの味は大きく劣る。かって食べた、例えば「ムベ」の味は表面は赤みを帯び良く熟したものを食べてみたが、果皮は薄く柔らかく、内側には乳白色の層、その内側に半透明の果肉をまとった黒い種子が多数あり、その間には甘い果汁が薄く占める。なにせ、食べるところが全くなく、どちらと言えば、種と表皮間の薄い汁をすする感じだが、実際は、種ごと纏めて口に入れ、殆どの種をペッと吐き出すと、残った薄甘い汁が口にの中に残っている感じで、食べた触感は全くなく、アケビの方がまだ食べたと言う感じが残って居るだけまし。そのアケビはと言うと、大きい実の割には、食するところは少なくゼリー状の中で種ばかりがやけに多かった印象があり、ムべの実はそのアケビより食べる部分が遥かに少なかったが、アケビもムベも、そのゼリー状の果肉はすこぶる甘かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「出合丸山公園辺り」

2024-10-21 06:10:40 | 野々池周辺
10月19日の神戸新聞明石版に、明石在住の版画家伊藤太一さんの「明石の歴史風景」437号「出合丸山公園辺り」と言う彫画が掲載されていた。
  「19日、神戸新聞 明石版」
伊藤太一さんの「出合丸山公園辺り」には、出合小学校の北側に出合丸山公園があり、その正面に西山延命地蔵尊の御堂があると解説されており、彫画に沿って説明すると、女の子がいる場所が西山延命地蔵尊の入り口の石垣で、道路を挟んで左が神戸市の出合小学校、道路の先にあるのが明石市の野々池貯水池となる。西山延命地蔵尊の御堂については何も書かれていなかったので、知っている範囲の追加解説を加えてみたい。

西山延命地蔵尊
神戸市立出合小学校の直ぐ前の丸山公園の中に、西山延命地蔵尊がある。
かなり前、年始に参拝していた時は近隣の知合いも参拝に来ていたので、年始の挨拶も同時にでき、且つ樽酒があって誰でもコップにとって自由に飲むことができて、しかもこれが良く冷えていて旨かった。町外に出るには必ず通る道なので、お堂を見ると何時も参拝者がおられる。願いごとがよく叶えられるというので、付近の人々は勿論、ずいぶん遠くからもお参りに来られるとも聞いている。参拝した後暫く椅子に腰かけてみると、女性の参拝者が数人、しかも地蔵さんの建屋のズート前から一礼して、また建屋に入っても一礼し、地蔵尊の周りを一周した後地蔵尊の前で拝む。誰が傍に居ようとも気にすることなく本当に熱心にお参りされ、参詣者の線香の煙が絶えない。こんな信者の姿など、正月の神社仏閣の初詣では絶対見られない光景がここでは見られる。
  
  
  
                   
由来書きには、「古老の方の話によれば、鎌倉時代末期、この辺り一帯に生い茂った竹やぶの中に山桃の木があり、この根元にお地蔵さんが埋もれていたそうだ。 今から80年前の昭和の初め、昼でも薄暗い竹やぶの中にあり、別名「おこり地蔵」と呼ばれ、誰も寄りつかなかった。当時、深田教(現円応教)の故吉川先生の お修法により「お家の山の地面には、なかなかあらたかなお地蔵さまがあるが、今は埋まっている。この地蔵さまを世に出して お祭りしたら『一眼成就』。 何億人もの人を救う」と申された。二人で掘り越し病気を助けていただいた。・・・・西山延命地蔵は願い事が良く叶うと近隣の人はもちろん遠方からもお参りにこられる。・・・」等々と書いてある。

お地蔵さんというと、石に彫られたお地蔵さんを連想するが、西山延命地蔵さんはそんな形をしていない。鎌倉時代は多分地蔵さんの形だったんだろうと想像するしかない程に思える黒ずんだ丸い石に僅かに地蔵さんの形跡らしきがみられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の野々池貯水池の花

2024-10-19 06:13:19 | 野々池周辺
10月中旬、野々池周辺のアケビを見に行ったついでに、野々池貯水池の土手を見てきた。グミの実はまだ色づいていないが、土手に珍しい野生の花が咲いていた。一つは「フジバカマ」もうひとつは「ツリガネニンジン」
   
   
「ツリガネニンジン」    
   

秋になると、「フジバカマ」の花に大型の蝶アサギマダラが良く飛んでくる。2年ほど前までは庭に「フジバカマ」を植えていたので、アサギマダラが度々飛来してきた。アサギマダラは、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見されているので海を渡る蝶として有名だが、神戸新聞の紙面にも度々の登場していた。その有名な蝶が数匹、毎年、家のフジバカマに飛んできたので、1.5m四方の狭い場所に植えているフジバカマをどうして見つけるのか不思議だった。しかし、狭い庭につき、占有場所を広げるフジバカマを全部抜いてしまった。すると、案の定、アサギマダラは来なくなった。そのフジバカマが野々池貯水池の土手に今、咲いている。庭に咲いていたフジバカマに比べ、背丈も小さく花の数も少ないが、ひょっとするとアサギマダラを見れるかもしれぬと暫く観察するも変化なし。

数年前、飛来してきたアサギマダラが庭のフジバカマの花に口吻(図鑑にはそう書いてある)を伸ばしている。そこを撮った。 
 
 

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月中旬のアケビ @野々池周辺

2024-10-18 06:13:14 | 野々池周辺
昨年、10月末には野々池周辺のアケビは熟し、パカっと口開けていたものもあった。
それで、今年も10月中旬になったので、どうなっているか見に行った。というか、熟していたら食べてみようという魂胆が主。しかし、9月初めの状態に比べやや大きくなったような気もするがさして変わらず、熟すまでには至っていないような気がするので、そのまま放置し様子を見る事にした。
 「10月中旬のアケビ」
  
  
  
野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、今年の5月連休過ぎ、小さい実(約10㎜程度)がなっているのを見つけた。その後の様子を確認しようと6月末に見に行くと、その大きさも約5㎝と、5月連休明け時に比べるとかなり大きくなっていた。そして、台風10号が去った9月初め、巻き付いていた枝が折れたりしていないかと見に行くと、アケビの実は約8㎝ぐらいに大きくなり落下することもなく、しっかりと枝に巻き付いている。
「9月初めごろのアケビ」
  
  
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月のアケビ

2024-09-09 06:12:27 | 野々池周辺
野々池貯水池へと注ぐ林崎疏水沿いにはアケビが群生している場所があり、今年の5月連休過ぎ、小さい実(約10㎜程度)がなっているのを見つけた。その後の様子を確認しようと6月末に見に行くと、その大きさも約5㎝と、5月連休明け時に比べるとかなり大きくなっていた。そして、台風10号が去った9月初め、巻き付いていた枝が折れたりしていないかと見に行くと、アケビの実は約8㎝ぐらいに大きくなり落下することもなく、しっかりと枝に巻き付いている。
  
  
  
  
アケビが巻き付いている樹の上方を見ると、更に一個見つけた。今まで、目につくすぐ近くだけを探していたが、上を見ると枝に隠れて、しかもかなり上方にあるので全部を見つけることは難しいが、6月に見に行った頃に比べ結実したアケビの数が増えている。ところで、野々池周辺で食べられる実をつける樹のうち、花梨の樹(3本あった)は花も咲かないようになり、ザクロは花を咲かすが結実せずで、今は、このアケビとグミの2種類となっている。
   
   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芙蓉の花@王塚公園、2024

2024-08-05 06:04:20 | 野々池周辺
神戸市西区、王塚古墳がある王塚公園周りの道路沿いに芙蓉の花が咲いている。
近隣の畑や民家にも色々な芙蓉の花が、盛夏の今の時期咲いているが、なかでも王塚公園の芙蓉の花が気に入っている。

クマゼミとアブラゼミの鳴く声が朝から鬱陶しいほど響いている、王塚古墳の周濠周りを朝、車で走っていると、この時期に咲き始める芙蓉の花がパッと目に付く。毎年、7月の終わりかけに咲き始め、8月の中旬頃に満開となるが、ことしも例年と同じ時期に咲き始めた。
  
   
 
この夏の花は好きな花で、王塚公園の端を通る度に気にして見るが、咲き始めるとホットする。この芙蓉の花を見るとなぜだが心が落ち着くのだから不思議なのだ。直径10-15cm程度の花で、朝咲いて夕方にはしぼむ1日花だが、花の周りには沢山の蕾が待機しているので、長期間にわたって毎日次々と開花し、とても一日花とは思えない。そして、一番の見どころは、朝日にあたる芙蓉の花の柔和で穏やかな花弁の見事さに、この花を見ると、不思議に心が落ち着くこと。どの種類の芙蓉の花にもみられる、一種独特のフワ~とした花姿は同じでも、この芙蓉は見惚れてしまうほどに美しい。だから、此処、王塚公園内に咲く、この芙蓉の花は好きである。
ちなみに、王塚古墳は宮内庁の管理下なので古墳内は立ち入り禁止区域。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカサゴユリ @亀池

2024-08-02 06:01:37 | 野々池周辺
8月1日、今日も朝から暑い!
用事があって西明石のコープに行った帰り道、野々池には上がらず、少し遠回りだが亀池と黒星池の間の道を自転車にのって通ると、亀池の土手にユリが咲いていたので、家に帰りカメラを持って写してきた。去年は8月末の台風が過ぎた後に見に行ったが、今年は咲き始めで綺麗な場面に出会えた。 
 
この暑い時期に亀池まで下りてくる勇気がなかったので気がつかなかったが、結構な花数である。花姿がテッポウユリに酷似しているので、まさかと近づいてみると葉っぱの形が違う。写真に撮っておこうと汗だくの暑さの中に行ってみると、亀池の東側と南側の土手斜面に咲いている。
  
  
  
気になって、ユリの仲間を色々調べてみると、このユリは多分、タカサゴユリだと思う。
Wikipedia (タカサゴユリ)には「タカサゴユリ(高砂百合、中国語: 台灣百合)はテッポウユリ亜属の植物。台湾原産」と書いている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野々池貯水池のオニユリ、2024

2024-07-15 06:49:58 | 野々池周辺
7月も中旬、梅雨の大雨は12日には止んでも、その後は曇ったりで今一つすっきりしないが、野々池貯水池からやっと蝉の声を確認できた。この時期のセミは簡単に捕まるので羽をぶらぶらさせて鳴かすと面白いが、今年のセミの姿は確認していない。遠くに、草刈りのチェンソーの音が聞えてきたので、切られる前に見ておこうと野々池貯水池の「オニユリ」を見に行った。
  
今年の同じ場所に咲く「オニユリ」の花の数は何時もより増えているように思う。近くに寄ってみると、違う場所にも広がって咲いている。ノイバラの棘を気にしながら踏み分けて近くまで行ってジッとカメラを向けると直ぐに、半袖の腕に数匹の蚊が止まる。オニユリの近くに寄っていくと、木の陰に隠れて咲いているオニユリをたくさん見つけた。毎年、オニユリを見つける度にムカゴを取っては周辺にばらまいてきたが、ひょっとしたら、それが次第に広がり育っているのかもしれない。
 
 
橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリの花、茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。まだ閉じている花弁に指を突っ込んで中の花粉を集めて、別の堅い葉の中に閉じ込め2~3日発酵させ、これを指先につけると、マニュキュアみたいに爪が紅く染まる。この遊びを子供時代に興じていたとは女房の昔話。

7月中旬も過ぎると、これからの天気予報も外気温は30度超えの日が多くなっている。昼間、風の通り道になった窓に簾を下ろせば風通しは良く、今のところ快適だが、夜、雨戸を閉め寝に入って暫くしてからの暑さにはほとほとまいってしまうが、今年は扇風機よりクーラーをつける日が多くなりそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする