股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

“骨が綺麗”とはなんじゃらほい?

2010-01-09 03:05:15 | 股関節の基礎
今年はなかなか肩の力が抜けて良い施術ができています。
ゴルフと一緒で、力を抜けば抜くほどよく飛びます。

患者さん飛ばしてどうするんじゃ~。




同じレントゲン写真でも、見る先生によって説明が異なることは日常茶飯事です。


骨の“修復力”を考えているかいないか等の、各先生方の考え方が説明に反映されるのだと思います。


私は、レントゲンに写る軟骨や骨に関しての“正常”範囲を広く考えています。
下のレントゲン写真を見てください。






形は正常とは言えませんが、私は患者さんから診られた他のデータを総合的に判断して、“このレントゲン像は正常”と判断します。

そのように判断した理由の一つが“骨が綺麗”だと言うことです。


“骨が綺麗”とは、簡単に言うと“パッと見綺麗”と言うことなんですが、これを文章で説明することは非常に難しいです。



数多くのレントゲン写真を見ていると、レントゲン写真を見た瞬間に“骨が綺麗”だと見えるようになります。


私はもともと柔道整復師で、骨折した患者さんを手術することなく治す仕事をしていました。

この頃に、レントゲン写真を非常に詳細に見ることを学びました。

パッと見たくらいではわからないような微細な骨折を見逃さないためです。

それを診るコツは、まず第一に“骨梁:こつりょう”の流れを診ることです。

骨梁は骨の中にある海綿骨と言う骨の形を言います。

大腿骨が折れないように強化している柱のようなものです。

上の写真から骨梁を見ることができます。
右側の写真で赤い線で示しているのが骨梁の流れです。
このようなラインが“綺麗”なんです。



次に重要なのが骨の縁(ふち)が綺麗だということです。
これは上右の写真では緑(みどり)の線で表しています。
このラインが非常にきれいなんです。
修復が完了しているんです。


骨の縁と骨の中が“綺麗”だと、“パッと見綺麗”だと感じるようです。


付けくわえですが、右の写真で青色の丸の部分、左の写真で確認すると穴があるのがわかります。

この穴は、もう古い穴です。
もう修復が終わった穴です。
最近できた穴は、もっと黒く写るんです。

穴があるのは事実です。
でも何の問題も無い穴なんですよ。
絶対につぶれません!一生ね。





変形性股関節症を怖がらないでね




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