股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

軟骨って擦り減らないんだって!  2

2012-09-08 12:29:56 | 軟骨の話
●最近8ヶ月の女の子を診させていただきました。



私の頭の中で何かがはじけました!
赤ちゃんの施術に対する私の考えを後日記事にしたいと思いました。







下の図は軟骨細胞が減る過程を示しています。




        


正常軟骨は何か原因があると、正常→軟化→粗造化→潰瘍形成→びらん→象牙質化という過程を経て減るのです。

その過程には“擦り減り”とか“摩擦”という過程はありません。




問題は、正常軟骨がなぜ次の過程の“軟化”に移行するかということです。
この過程を防げれば、その後の過程への悪化を防げるのです。


軟骨が軟化する事は軟骨軟化症という病気になる事ですが、軟骨軟化症の原因は軟骨の栄養不足です。
軟骨軟化症は筋肉の短縮により、関節面の軟骨が強く圧迫される事で起こります。

このことは、以前にも何回かブログに書いてきましたし、私の本では121ページ~説明しています。

(このブログの一番右上の検索の右にある□に“軟骨軟化症”と打ち込み、その右の□で“このブログ内で”を選んで、さらに右の虫眼鏡をクリックすると“軟骨軟化症”に関する記事がいっぱい検索できますよ。)



特にいつも体重を支えている下肢の筋肉群は、疲労がたまりやすいので、筋肉を緩めて関節内の軟骨への圧迫を和らげてあげないといけないと考えています。
股関節痛も、反射的な筋肉の短縮をもたらしますね。


つまり、筋肉をほぐして、筋肉をゆるめると共に痛みをコントロールして、しっかりと脚に体重をかけて動くこと。


これが、軟骨が減る第一歩である軟骨の軟化を予防する方法だと考えています。



ところで、最近あるメディアで、ジグリング(貧乏ゆすり)の効果として1枚のレントゲン写真を見ました。
このレントゲン写真には、軟骨が再生増殖しているとしか言いようのない画像が写っていました。
ジグリング(貧乏ゆすり)は軟骨への栄養を高められると思います。

その画像が見つかり次第ご報告いたします。




以上、松本こと、ロベルト・カルロスでした。









  <ここをクリックしてね!↑>
   
   軟骨軟化症 P121~










変形性股関節症を怖がらないでね





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (しげさん)
2012-09-09 07:10:52
おはようございます。
いつもお世話になります。

筋肉、マッサージ続けています。

あきらめずに。

そうですね。筋肉が柔らかくなってくると、
動くスピードが変わってきますね。
体重がかけられるようになるので、
早くなってきます。

でも、筋肉が疲れて、少し痛みもでてきます。
ここからが、ポイントのように思います。
以前は、休むだけで、ケアが出来ていなかった。
今は、風呂上りに、
 ・筋肉ほぐし
 ・筋肉伸ばし(ストレッチ)をしています。

寝ているときに、足が固まるような現象があったのですが、
そういうのが、少しづつ無くなってきているような
気がするのです。

ボディケア大切ですね。

いつも情報ありがとうございます。

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しげさんへ (MARK)
2012-09-28 22:16:27
そうですね。
だんだん歩行スピードが速くなってきます。
波はありますが、だんだん早くなってきます。

歩行速度は人体の総合力の現れと言われています。

しかし“安全”が最優先です。

ボチボチ速度を上げていきましょう。

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