股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

施術の本質

2006-09-08 14:22:45 | 施術のこと
若い頃は、一生懸命患者さんの身体を治すことを考えていました。
そのうちに、心を治すことの重要性に気がつきました。
心が治ると身体は楽になります。
心が治らないと、身体は楽になりません。
心の影響は、皆さんが思っている以上に身体に悪影響を及ぼすことがあるのです。(心身症)

私の施術は、“筋肉をほぐす”ということが前面に出ていますが、同じくらいに“心をほぐす”ことに力を入れています。

皆さんにとってみると、自分が今までやってきたことが正しいのかという不安、今後どのように過ごしていけばいいのかという不安・・・など不安や悩みが多いと思います。

もちろん“股関節痛”があることが、心に悪影響を及ぼしています。
ですから、筋肉の施術は重要です。
それと平行して様々な不安を解消してあげることが、施術の本質だと考えています。
その為には患者さんと話す時間が多くないといけません。
絶対に話し合う時間が必要なんです。
一番重要なことは、患者さんの話をただただ聞くことだと考えています。

昨日、京都から初めての患者さんが来られました。
患者さんも初めてでしたが、京都からの患者さんも初めてでした。
感謝です。

その患者さんの不安な点。
1、杖をついたほうがいいのか・・・杖をつくならどのくらいの強さがいいのか?
2、水泳が大好きなんだけど、平泳ぎをやっていいか?
ということでした。
この2点がスッキリしないので、不安を持って行っていたり、余計な力が入っていたりするようでした。

診察の結果、私は「現状を総合的に考えると、杖ははずすべき、平泳ぎはやるべき。」と説明しました。

その根拠は・・・・
1、杖について:左の方が脚が細く、杖をつくことが筋肉の発達を邪魔していること。
杖がなくても十分な歩行能力を持っていること。痛みは、筋肉に限局していて、程度も重症ではないこと、股関節に炎症がないこと。
2、平泳ぎについて:以前からかなりの水泳経験があること、股関節に炎症がないこと、関節可動域が正常であること、筋力が比較的しっかりしていること。
以上の根拠で説明しました。

このようにちゃんとした理由を理解した上で、自分の不安がなくなると、心が楽になると思います。

ただ力任せに筋肉を押しているだけではないんですよ。



※おかげさまで、札幌(10月20、21日)は新しい方が3人加わり、いっぱいとなりました。
ありがとうございました。





変形性股関節症を怖がらないでね








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9 コメント

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先を越されてしまった!! (Kumi)
2006-09-08 15:13:46
 M先生、昨日はどうもありがとうございました。



 私、パソコンに向かうのはいつも夜中なので、今日こそは先生のコメントより先に お礼を言わなくっちゃ・・と張り切って初めて昼間にPCを開いたら・・・・。



 残念10分違いで、既に先生のコメントがぁ・・・・。



 そして、「気持ちの持ち方一つで人間ってこんなにも変われるんだ」ということを 先生(というよりこのブログの読者)にお伝えしなくっちゃ

と 思ってたのに それも先生に先越されてしまいました。



 私は先生のこのブログと出会った日に「もう、治ってしまったような気になってる」とコメントしました。

そして、まだ先生にはお目にかかっていないのに、先生のブログのおかげで 足の開きが何十年ぶりに良くなりました。



 そして昨日の、施術と丁寧でわかりやすい解説のおかげで 自信と希望がふくれあがりました。



 帰り道、ビルを出てた直後からルンルンで(本当は朝から いえ もっと前から楽しみでルンルンだったのですが)東京駅まで 杖を振り回しながら(正にそういう気持ちで)颯爽と歩くことができました。



 その後のことなど まだまだご報告したいことがありますが長くなりそうなので、続きは次回にさせていただきますね。



 本当にありがとうございました!! 

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京都のななです! (なな)
2006-09-08 15:18:07
京都からの患者さんが来られた・・との事。先生を頼って東京行きを決めた方が同じ京都にいらっしゃると知って、何だか嬉しくなりました。以前にも関西圏からの患者さんのお話もあったので、この先もどんどん増えそうですね!私も来月の施術を楽しにしてます。
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平泳ぎについて (ともよし)
2006-09-08 23:28:10
>以前からかなりの水泳経験があること、股関節に炎症がないこと、関節可動域が正常であること、筋力が比較的しっかりしていること。



とありましたが、私の経験から書かせていただくと、もう1点根拠が必要だと思います。

それは、膝関節です。股関節症の人は膝の痛みを抱えている方も多いのではないかと思います。膝に痛みがないことも根拠の1つに必要ではないかと思います。

平泳ぎは、4泳法の中で唯一膝関節をグリグリと動かします。医師は"平泳ぎは股関節に良くない”とばかり言いますが、私は股関節より寧ろ膝関節に良くないと考えています。現に、平泳ぎの北島康介選手が痛めるのも膝だったと思います。

先生の施術を受けられた京都の方は、先生が実際に診察されて

>どんどんやるべき 

と判断されたのでどんどんやるべきだと思いますが、こちらのブログをご覧になっているお仲間の方々の中には、先生のおっしゃる4点はクリアーされていても、膝に痛みがある方もいるかもしれないと思い生意気ですが書き込みさせていただきました。

先生、私のこの意見いかがでしょうか?
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ともよしさんへ (mm1110mm)
2006-09-09 00:45:20
一般的にともよしのおっしゃるとおりですね。関節への負担度で言えば膝関節の方が負担がかかるかもしれませんね。膝関節の捻りが加わるからでしょうね。杖をついているひとには肩関節にも負担がかかるかも知れませんね。股関節に関する筋肉は上下に強く関連します。上は腰、下は膝です。そういう意味で考えると腰にも気をつけないといけませんね。股関節周囲の筋肉のもう一方の端が腰と膝にくっついているからです。参考になりました、ありがとうございました。
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平泳ぎのこと (その 京都の方(?)です)
2006-09-09 01:58:36
 ご心配いただいてるようですが、私の場合膝の痛みは1度も経験しておりませんし、腰痛もありませんので ご安心下さい。  



 先生は それら全てのことを診た上で結論をだしてくださってますので、どうぞご心配いただきませんように。



 今日も泳いできました。

いつもと同じように泳いでいるはずなのに、安心して のびのびとリラックスできました。



 今まで平泳ぎは他の3種目に比べて 意識的に

本数を少なくしていたのですが 今日は沢山泳ぎましたよ。



 他の種目も施術していただいたお陰で、ダッシュしてもキックが軽く打てました。

勿論痛みの「い」の字も感じません。

感謝でいっぱいです。



 ありがとうございました。
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その京都の方(?)へ (mm1110mm)
2006-09-09 10:01:34
もう泳いだんですね。

本当に水泳が好きなんですね。

実は私は平泳ぎでは誰にも負けない自信があるんですよ。でも最近は職業病で右肩が痛くなるんですよね。

まだ若いのに・・・・。



不安もなくなったし、筋力も出ますので好タイムが出ますよ。

楽しんで記録を出してください。



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ありがとうございます! (その京都の方)
2006-09-10 00:56:35
 度々お邪魔します。

勿論今日も泳ぎましたよ。



 先生に平泳ぎの手ほどきを受けておくべきでした。(4種目の中で平泳ぎが一番苦手です)



 杖は下駄箱の中にしまいましたよ。

重いリュックを背に階段も普通にスタスタと上っている自分が 不思議です。



 一昨日までは、あんなに左足をかばって 体重をかけないようにしてたのに・・・。あれは何だったのでしょう・・・。

 

 この「安心感」は 正に先生が与えてくださったものなのですが、先生は「もう安心しなさい」とか、「このようにしなさい」とか、そういう

押し付けがましいことは 全くおっしゃってませんよね。 

 

 なのに 何時の間にか信じられないくらいの安心感・自信・希望に包まれている・・・。

これが先生のマジック、心のケアなんですね。



 筋肉の方は「今、押されてる。コリコリしてる。アッ コリコリが消えていく・・・」と

はっきりわかったのに、心・気持ちの施術はいったいいつ解されたんだか・・・??



 私は無口な方なので(ほんま?) そんなにしゃべり続けた訳でもないし(ほとんど眠ってましたよねぇ)、それほどグチをこぼしたつもりもないし・・・。

 

 兎に角 感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。



 よぉ~し、 ベストタイムを出すぞォ~!

でもなぁ、何たって 年が年やからなぁ~。

いやいや、楽天家の京女どすえ。

頑張るでェ~~~!

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その京都の方へ (mm1110mm)
2006-09-10 02:08:23
先のコメントを読むと、皆さんは「この人こんなに張り切って大丈夫かな?」と心配になるでしょうね?



でも、今は非常にコンディションがいいので大丈夫なんです。

でも、そんな京都の方にも20年程前には激痛があり、「50歳を過ぎたら人工の手術が必要」と言われていたんですよね・・・信じられない。



年齢は定かではありませんが、50歳を過ぎているんですよね、素晴らしい、努力の結果どすえ。





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施術後の感想  パートⅠ (kumi)
2006-09-10 02:39:59
 先生の施術を受けようかどうかと迷っておられる方もいらっしゃると思うので、その方達の何かの参考になれば と 少しずつ感想を述べさせていただきます。



 まず、普通初めて診察を受けに行く時というのは色々と心配なものですが、不思議なほど 不安は全く無く(ブログのおかげで先生への100%の信頼が出来上がっていた為だと思います)、行く前から既に 癒されているという不思議な感覚がありました。



 びっくりしたのが、入り口まで迎えに出てくださってたということです(行き違いでお会いできませんでしたが)。

部屋の前の廊下ではなく、9Fから1Fのビルの玄関前までなんて 何という親切な先生なんだろう・・と。



 「どこで行き違ったんだろう」と先生は独り言のようにおっしゃってましたが、帰りの車中で一生懸命考えて 思い出しました。

 私が玄関の前に近づいた時に 中から30代前半(そう見えました)の黒いTシャツ姿の かっこイイ、スマートな男性が出てきて、私とは反対の方向を 見ながら立っておられました。(タクシーの運転手さんが1本道を間違えられた為 私は本来とは逆の方向から到着し、すれ違うようにビルに入ってしまったのです)

 その男性が 後で考えてみたら先生だったのです!

 ろくにお礼も言わず 申し訳ありませんでした。(その時は思い出せませんでした)



 さて 施術のことですが、皆さんのコメントを

拝見して、かなり痛いらしい・・・と覚悟をしていたのですが、実際は気持ち良くって・・・。



 目に見えないのに どうしてそのコリンコリンの場所がパッとわかるんだろう・・などと思いつつ、心地良さプラス俯いているから ついトロ~ンとしてきて 「先生、気持ち良くて ヨダレが出そうデス」とか「何か眠ってしまいそ~」と口からでてしまいました。

「珍しいですねェ」とのことでしたが・・。



 これは その人によって色々なんでしょうね。





 夜中になってしまいました。

途中ですが、今夜はこれで・・・。

尻切れトンボでごめんなさい。

まだ 続きまぁ~す。

おやすみなさい。
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