股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

筋力と筋出力の違い

2020-08-29 20:08:26 | 股関節の基礎

昨日午後5時から安倍総理の会見がありましたが、それより先に辞任するようだというニュースが流れ株価が急激に下落しました。

辞任すると株価が下がるような総理でした。

批判も多かった総理でしたが、難病を抱えてよく頑張ってくれました。

お疲れ様でした。

 

 

 

 

🍓理想と現実。

 

筋肉の断面積で表される筋力が理想とすれば、実際に筋肉が発揮できる筋力である筋出力が現実になります。

理想的に計算上50kgの筋肉は、身体の状態が正常であれば現実的にも50kgの筋出力が可能です。

 

しかし、筋肉というのは生きものなので、疲れている時もあれば病気の時もあるのです。

疲れている時は『重く』感じて、病気の時は『痛く』感じるので現実の筋出力は低下します。

この筋出力低下を、理想の筋力低下だと勘違いする専門家が多いです。

 

筋出力が低下している、それは筋肉が痩せて筋力が低下しているのだから筋トレをすればよい。

とにもかくにも筋トレすればよい、という考えです。

 

疲れている筋肉を筋トレで鍛えるとどうなるでしょう?

病気の筋肉を筋トレで鍛えるとどうなるでしょう?

 

理想的には筋肉が太くなり筋力は向上するでしょう。

ところが、現実的には筋出力はさらに低下して、どんどん動きが悪くなるのです。

 

従って、脚や身体が『重い』『痛い』時には、まずは疲労を回復させたり、筋肉の病気を治すことが先決です。

もちろん、関節に炎症があり『痛い』こともありますね。

炎症に筋トレは絶対行ってはいけません。

 

現実の筋出力を理想の筋力だと勘違いするとケガしたり、症状が悪化するよって話です。

 

筋出力の低下の原因は以下のとおりでした。

1、疼痛(炎症、筋筋膜症候群、外傷)
2、関節可動域制限
3、脚長差
4、神経障害  神経麻痺(中枢神経と末梢神経) 神経痛(中枢神経と末梢神経)
5、筋肉性の難病

皆さんに関連するのは、主に1~3になると思います。

 

『重い』『痛い』のある方は、この1~3を予防改善させることです。

 

その方法はいくつかあると思います。

深圧もそのうちのひとつで、深圧の目的は1~3を予防改善させることなんです。


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