股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

股関節を動かす筋肉を知ってるかい?②

2006-04-19 01:29:24 | Weblog
先週の土曜日に、鹿児島からマリア様が来ました。マリア様といっても患者さんです。
その方が、帰り際に1冊の本を置いていってくださいました。
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という五日市 剛氏の講演筆録でした。
薄い本で、埼玉の自宅に帰るまでに読みきりました。
心が楽になりました。
皆さんにもそのポイントをお伝えましょう。

①困った時やイライラした時には「ありがとうございます。」と言う。
②良い事があったら「感謝します」と言う。
③常に「私はツイている」と言う。
④常に「私は運がいい」と言う。
大雑把ですが、こんな内容でした。
これで素晴らしい人生になります・・・と私は信じます。

私は、えらそうなこと言っていますが、最近、仕事のことや、プライベートのことでいろいろ悩みもありました。
そんな時に、マリアさんが本をくれた・・・素直に受け入れ、心が楽になりました。
私は、周りの方々のご恩を素直に受け入れるようにしています。

上記の①は、皆さんの心を楽にするかもしれませんよ~
「今日は股関節が痛く、ありがとうございます。」
無理ですか?




股関節を動かす筋肉

①股関節 屈曲(屈筋群) →腸腰筋〔大腰筋+腸骨筋〕
②股関節 伸展(伸筋群) →大殿筋、ハムストリングス  
③股関節 外転(外転筋群)→中殿筋(大腿筋膜張筋)
④股関節 内転(内転筋群)→大内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋、薄筋
⑤股関節 外旋(外旋筋群)→内・外閉鎖筋、上・下双子筋、大腿方形筋、梨状筋、大殿筋
⑥股関節 内旋(内旋筋群)→小殿筋、大腿筋膜張筋




今回は股関節伸筋群についてです。


②伸筋群

ハムストリングスという筋肉群は、ももの裏にあって膝を曲げる筋肉でもあります。
ももの裏が痛いと病院では触診もしないで“坐骨神経痛”と診断が下されますが、
ハムストリングスの痛みであることが多いです。ゴルフをやってる人に多いですね。
運動をしている人はももの裏が痛かったらハムストリングスをほぐしましょう!
また、ハムストリングスは膝の内側の痛みに関係します。
膝の内側が痛くて正座ができない人にはハムストリングスをほぐすことが特効薬です。
さらに、椅子に座っていて立ち上がった時に、しばらく動けない人もハムストリングスが悪さをしている場合があります。変形性股関節症の方に時々見られますね。

股関節の伸筋としては大殿筋について説明しましょう。
大殿筋はお尻のふくらみを作る大きな筋肉です。
作用は股関節の伸展ですが、人が脚を地面に付けている時は背すじを伸ばす働きもあります。

大殿筋のトレーニング

仰向けに寝て、両膝を曲げた状態から、お尻をできるだけ高く、高く、もっと高く~挙げる方法が簡単で有効的だと思います。
尻をできる限り高く、高く、もっと高く~挙げて5秒程度止めて、ゆっくりお尻をおろす。
お尻を下ろしたら、力を抜いて休む。
そして再びお尻を高く、高く、もっと高く~挙げて5秒ほど止める。
お尻をゆっくり下ろして、力を抜いて休む・・・・を5回くらい繰り返しましょう。
5回を1日1セットだけでも有効ですよ。回数やればいいってもんじゃないんですよ。

注意:片脚だけ悪い人で、悪いほうの大殿筋を鍛えるには、いい方の脚を少し伸ばして行うといいですよ。
両足をそろえると、どうしてもいい方の脚だけでお尻を挙げてしまうので、悪いほうを主に鍛えたければ、悪い方の脚だけでお尻を挙げる意識が必要なのです。
両膝を曲げてお尻を挙げるわけですが、床についている足(足裏)は、良い方の足をやや前にすると悪いほうの大殿筋を重点的でトレーニングできます。


うつ伏せで脚を挙げるとハムストリングスも鍛えることはできますが、うつ伏せで脚を挙げるよりこちらのほうがやりやすいですよ。
股関節を守ってくれているのは大殿筋ですよ~。

皆さんの大殿筋はお元気ですか?


ちょっと難しいですか?

変形性股関節症を怖がらないでね


 


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