股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

低周波と高周波

2010-08-06 07:54:32 | 股関節の基礎
●手術をしていない人の、 
  自骨手術をされている人の、
   人工関節手術をされている人の、
 股関節を長持ちさせる方法について書きたかったのです。
●『股関節痛は怖くない!』ワニプラス社より発売中!




電気には“波”があります。

1秒間にいくつの波があるかと言うのが周波数です。
単位はヘルツです。


電気を使った治療法を物理療法と言います。


かつて私が勤務していた整形外科病院では“物療室”がありました。
これは、物理療法室の略です。


皆さんが治療場面で経験したことのある“電気治療”は大きく分けると、低周波治療と高周波治療だと思います。



電気の波が少ないのを低周波、波が多いのを高周波と呼びます。



電気の波が少ない時には、人体に“筋肉の収縮”という影響を与えます。
最近、お腹を引き締める・・・とコマーシャルされているEMS(Electrical Muscular Stimulation :電気的筋刺激)も低周波の一種ですね。


一方、電気の波が多い場合は、人体に“温める”という影響を与えます。


この温める機械にもいろいろな種類があるのですが、種類によって“深達度”が異なります。
その機械から発せられる熱が、人体の表面だけを温められるのか深部まで温められるのか・・・の違いです。




深部まで温める機械、つまり、深達度の高い機械は、極超短波(マイクロ波)と超音波です。


熱が深くまで入るということは、治療器としては良い治療器ということになりますが、人工関節の手術を受けられている方には、股関節への極超短波(マイクロ波)超音波の使用は、金属を温めてしまう可能性があるので禁止とされる機械となります。



要チェックや!





変形性股関節症を怖がらないでね





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