股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

脚長差の意味

2009-03-13 01:31:22 | 股関節の基礎
花粉対策に鼻マスク
効果があるらしい。
花粉症の長女が教えてくれた。
只今、検証のため注文中です。

花粉症の方・・・あと少し、頑張ろう!




脚の長さに左右差がある場合、脚長に差があると言います。
脚の長さの左右差を脚長差といい、脚長差1cmとか脚長差2cmと表します。

脚長差が出るパターンは3つあります。

1、どちらも手術をしていない方の場合で、片方はほぼ正常、反対側は変形があって短くなっている場合。

2、片側だけ自骨の手術をしている場合。手術をしている方が短くなる場合があります。

3、両側に変形があり、両側が短くなっている方が、片方だけ人工関節の手術をして長くなった場合。


2と3は手術によって生じた脚長差です。
手術をすることによって脚長差が生じる方がいます。

手術前にインフォームドコンセント(医師による説明と患者の理解・同意)がしっかり行えていると良いのですが。
手術をお考えの方は、脚長差についても聞いてみるといいと思います。


1の手術の経験が無い方の場合の、脚長差の意味を次のように考えるといいと思います。


「骨への衝撃が吸収されにくい時期が続いたために、骨を安定させるために骨の修復が必要となった。
脚長差は、修復がほぼ終わった証拠です。
修復が完成すると、脚長差は残るが痛みは出にくくなる。(骨の安定により、股関節に炎症が起きにくくなり、筋肉への負担も少なくなるから)。」



全身の筋肉バランスを良くするために、脚の長さを揃えた方が良い場合が多い。

靴に工夫(補高:ほこうorほだか)をすることが多いかな。



脚長差って、ある意味良いことなんだと思う。




変形性股関節症を怖がらないでね