股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

静かなる犯人 2

2007-12-15 02:10:16 | 施術のこと
以前も書きましたが、皆さんの内股の上のほうの筋肉がやせている場合が多い。
内転筋がやせて筋力が低下しているのです。

内転筋は数も多く、筋肉の大きさがでかい(太い)。
人間の筋力は筋肉の太さと比例する。
一方、外側の外転筋(中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋)は、数も少ないし筋肉も小さい。

人間にとって重要なのは外転筋よりも内転筋ではないか?

人が歩くとき、内転筋は重心を内側に寄せ、“安定”をもたらしてくれる。

確かに、股関節を守る筋肉としては外転筋は重要かもしれない。
しかし、それは内転筋による“安定”があってこその話。

横向きに寝て脚を挙げる運動で外転筋を鍛えることよりも、股を閉じる運動が優先されるべきではないのか?

立ったまま、脚を閉じる。
その姿勢で、されに強く股を閉じてみる。
同時にお尻も強く収縮する。
ここでおならをしちゃだめ!・・・ちゃ~

強く股を閉じたまま7秒静止。
これを10回ぐらい行う。
内転筋が強くなるでしょう。

この方法なら、無理に股関節を動かすことなく筋力強化できる。
骨盤の傾きも予防できる。
ついでにO脚(おーきゃく)も予防できる。
歩くのも横揺れが少なくなり安定するでしょう。

ただし、次回の記事を読んでからにしてくださいね・・・エヘェ

静かなる犯人を起こそう!


変形性股関節症を怖がらないでね