大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

天皇杯 神戸勝利船 8-0 松本山雅

2008-11-03 05:28:02 | サッカー全般
試合の感想?ああ、J1と地域リーグのチームがまともにガチでやりあったらこうなるやろうな、というものでしたよ。松本としても特に相手がJ1だからということで引いて守ろうとかいうつもりはなく、普段どおりにやろうとしていたと思う。キックオフからラインを高く保っていたから、その分GKの飛び出しであわや1対1でやられる、という決定的な場面を幾度と防いでいた。ただ、それでもやはり神戸の選手の飛び出しにはついていけずに前半で2失点したのは致し方ないか。その後松本の今井が一発レッドで退場になった時点でこの試合で追いつく望みは絶たれた。10人になってからは、4-4-1で柿本を前に残した守備ブロックで持ち応えていたけど、後半早々に前半みたいな形でやられてからは一方的に。松本が何点取られてもいいから前がかりになって、4-3-2に変更してからは面白いように右サイドからの神戸のカウンターが決まっていった。ただ、他にも決定機があったんやから、15点ぐらい挙げていてもおかしくはなかったけどもねw

ただ、神戸はこの試合でほぼ開幕時と同様のベストメンバーが揃い出したのかな、とも思う(古賀の負傷を除けば)。スタメンから茂木を使い、後半からカンジョを右SHで試運転。カンジョのところでボールが収まれば、神戸はボランチとFWレアンドロも右サイドに寄ってそこから数的優位で崩す攻撃がスムースに行く。そうして中央で栗原がクロスに合わせて得点を重ねることができた。途中で吉田に代わって入った栗原はシステムが4-2-3-1に変わったことで3の真ん中のような位置から前に飛び出してはFWとしても役割を果たす。今までメンバーが揃わずに夏場まで苦戦していた神戸にしてみれば、ようやく故障者が戻って来て本来のサッカーができるようになった。次に当たる相手が大分と鳥栖の勝者ということなんだけども、大分が出てきても今の状態なら勝機があるかもしれない。

ただ、そうなると大久保を左SHで使うと彼の得点能力をフルには生かしにくいかな、とも思いますね。彼をFWで専念させるには、欲を言えば左SHに人材が必要でそれが本来古賀ということになるんだけども・・・4-2-3-1の時でさえ、3の左には、松田的には大久保>ノリオなんだろう・・・まあだから、来季の補強リストで香川なんていう名前が挙がるんかもしれんけど。確かに香川ってフィニッシュに絡めるポジショニングの上手さはあるけども決定機をよく外すからな。だから代表でもセレッソでも決めているのは、一回外してもその後にチャンスが巡って来るからであるわけです。そこんとこを解って使ってあげないと彼は伸びないと思うけど。

松本山雅は最後までサッカーをやろうとしてましたよ。サポだって諦めることなく最後まで応援し続けてましたし。攻撃で言えば柿本にボールが入ったところまでは良かった。2年前までセレッソで出ていた選手が出番がなくここまで来てしまったか・・・ポストプレーはこなせる選手なんだけども、ツェーゲン行った米山同様に地域リーグなんかでとどまるには惜しい選手ではあるんだけどもね。

あ、スタジアムグルメは天皇杯なので期待していなかった分、神戸行く時恒例の上海餃子で水餃子はしっかり味わって来ましたよ。