7日の土曜日、末広町のまちセン(旧丸井デパート跡)で教育委員会主催の「はこだて百華」の催しが開かれました。
二部構成で、前半は函館が生んだ舞踊家・大野一雄さんの生い立ちと活動状況、さらに近況をスライドで紹介するもの。
後半は「写真から見える函館大門の移り変わり」と題して、対談形式でスライドでの写真紹介。
会場には、懐かしい駅前・大門地区の古写真と当時の映画などのポスターのパネル展示も。
「あっ、ここ知っている」
「あれ、ここどこだったっけ?」
「ここはね、昔の税関前だよ」などと懐かしむ見学者の声が。
私は湯の川の砂浜に立つ「力道山」の写真の前で釘付け。
中学生のころのヒーローでした。
50ほど用意された参加者席は、昔の青年でほぼ満席。
きっと、私同様、楽しみにして来られたのでしょう。
写真の殆どは、大門の赤帽子屋さんのもの。
日本一古い帽子屋さんと呼ばれているだけに、ハイカラの先端をいっていたカメラを
いちはやく持ち、あちこち撮影されていたのでは。
これらの写真を、同店現店主・村上幹男さんとやはり松風町で二代続く飲食店こだるま現店主・花海喜和さんとの面白い会話を交えてのスライド紹介。
お二人は生まれも育ちもこの地区。しかも大の親友。
別にひな壇を設けなかったので、目線の高さは参加者と同じ。
そして、参加者に「この写真、何処でしょうか?」「何をしているのでしょうか?」などと積極的に質問。
このやわらかな雰囲気が会場を大いに盛り上げ、予定の時間はあっという間に過ぎ去り「もっと見たい」の声があちこちからあがり大成功でした。
またの開催をぜひお願いし、その時は、時間をたっぷりとって欲しいもの。
関係者の方々、ご苦労様。
楽しい企画を有難うございました。
写真などのパネル展は15日(日曜日)まで。
タイムスリップして、「メルヘンの町・函館」を散策してみませんか。
なお、お二人はブログを開設しております。
左のマイブックマークに登録しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
① 函館のおぢさん1~3
② ミッキーで GO GO GO