ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第789号 「八重の桜 ⑤」 記念碑位置の目印など

2013年04月01日 | テレビ番組
山本八重が兄のすすめで、兵庫・出石(いずし)藩士で日新館教授・川崎尚之助との結婚を決意したのは、目出度いことだ。
次回では、きっと祝言の席が放映されることだろう。
どんな宴席になって、出席者の顔ぶれがどうなのか?
1865年、八重が20歳。楽しみに待たれるところである。

一方の新島襄は、前年の1864年6月14日、箱館から密出国。
アメリカ船で上海へと向かった。
勉学のことで頭はいっぱい。異性のことなど考える余裕はなかったろうに。

この渡航の記念碑が函館港そばに建っているが、場所が分かりづらい。
元町公園から基坂を電車通りに下り、突き当りが海上自衛隊函館基地隊。



左折し旧函館西警察署方向へ進む。

すると左にこの洒落た建物が。店名の「JOE」は、新島襄にちなんだもの。
日中は喫茶。夜は居酒屋で繁盛しているようだ。
建築は明治18年ころで、レンガ造。アーチ窓枠がハイカラである。
この真向かいの細い道の突き当りに碑がある。





碑の左には、人工島「緑の島」に架かる新島橋が望める。



近くには、新島襄の立像が。
旧桟橋と金森倉庫群の中間地点。工事を中止したままのビルの向かいにある。



彼の箱館脱出時のイメージとしては、水戸黄門の同行者・助さん、格さんさんの町人風スタイル。こんなスタイルでもあったのだろう。
像の由来などがないのは、どうしたことか?
殺風景なまわり。建設の際に議論がなかったのだろう。

これから、ドラマが展開するにしたがって、訪れる方々が多いと思われる。
像の周囲、環境整備がなんとかならないものか?
物足りなさを感じている。


ミカエル


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