最終日は、JR市内循環バスに乗ることにした。
駅横のバスターミナルから9時半の出発。
一人700円で一日乗り放題。
車体は懐かしいボンネット型だ。
北海道大学、道庁赤レンガ庁舎、札幌市資料館、道立近代美術館を回って今日の本命・市立円山(まるやま)動物園で下車した。
動物園といえば、旭川市の旭山動物園が全国的に有名だ。
「行動展示方式」が、動物を眠らせないで見せているのが人気を呼んでいる。
冬と初夏の二回入園した。
ここでも、旭山を目指し「追いつき、追い越せ」で、施設の改修や増築をしていた。
市内の小学校の遠足や老齢者施設の見物客でいっぱい。
私は昭和31年に小学校の修学旅行で一度だけ来た事がある。
どんな動物がいたのか?記憶にはない。
印象的だったのは、「米1合を2袋」持って行ったこと。
食糧事情が悪く宿へ渡したものだった。
園内には、こんな古風な食堂があって、「私が来たときもあったのかな?」と思ったりもした。
ここの人気者は、昨年12月に誕生した「白熊の双子」。
名前は公募によって「キロル」「イコロ」と命名された。
その2頭を写したくて、チャンスを待っていたのだが、動作が速く、また物陰にいたりして・・・。
今回は母親の「ララ」だけになってしまった。
バス停に戻ったら、来る時のバスにも乗っておられたご婦人が。
ミケと会話を交わしていたが、その方のご実家は札幌市。
元銀行員で、ご主人の転勤で現在は東京住まい。
北海道の良さをしばし話した。
大倉山ジャンプ場で下車された。
私どもはそのまま乗車し、「時計台前」で下車。
数十回ほど札幌には来ているが、通る道は旧市電通りと地下鉄。
なかなかこの前は通らない。
初めてゆっくり外部のみ見学した。
ビルの谷間に埋もれながらも観光客には人気が高い。
この後、またまた大丸デパートに寄ってお土産買い。
それが済むと、試食巡り。
これで昼食抜き。年金生活者の知恵かな?
夕方発の特急で帰路へ。
「夕食は?」
「あるわよ!地下で買ってきた・沖縄のおいも揚げ。美味しいわよ!」
「どうして、マドモアゼルはオイモが好きなのか?」。
函館駅の立体駐車場から車を出したのは20時半。
港内に係留されている「摩周丸」の姿を見て安堵。
「ねー、ねー。次回の旧婚旅行は何時?」
「お互い、先行き短くなったから、5年後かなぁー?」
「だったら、毎年行きましょうよ!」
「まぁーね。旧婚旅行ということではなく、母さんの墓参りには毎年行かなくてはね!それが親孝行だべさ!」
いさり火通りから見えるイカ漁の集魚灯。
「明日は、いか刺しにするかい?マドモアゼル?」
「イエス!オーチンハラショー」
なんだか訳の分からない、国際語が飛び交ううちに、我が家の高級車(マツダ軽)は駐車場に滑り込んだ。
「サンキュー、JR北海道さん!&大丸さん!」
丸山動物園も頑張っているんですねぇ。
どんな風に変わっているのでしょうか。携帯ではアップされた写真が小さくて・・・・。
道内の美しいところを旅していたら、一生かけても時間が足りないでしょうね。
ニュースで大雪山の紅葉を放送していましたよ。
確かに北海道は広いですね。
地図では小さく描かれていますが「九州島+四国島+広島県」と同じ広さなのですね。
行ってない箇所は「奥尻島+利尻礼宗谷支庁管内」。
あと数年かけて制覇するつもり。
そのときの日記をお待ちください。
ミケは日ハムが負けてがっかり。
まぁー、勝負の世界にはこんな光景もありますよね!
ミカエル