ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第119号 「三、3」が好き?な 五稜郭

2007年04月25日 | 町の話題

北海道でたった一箇所よりない国指定特別史跡、「五稜郭跡」は函館市五稜郭町内にあり、約1,600本の桜は29日に開花を迎える。
五稜郭はなにかと「三、3」に縁があることに最近気付いた。

この地域には、市内はもとより全国的にも話題になった件の大型プロジェクトがあった。
1.平成17年11月に五稜郭の堀の傍に開館した市立函館中央図書館の総事業費 が約30億円。            
2.昨年4月にオープンした新五稜郭タワーの工事費が約30億円。
3.現在、五稜郭公園内で復元中の箱館奉行所の工事費が約33億円と「」の数字が並ぶ。

明治元(1868)年、五稜郭を占拠して樹立した榎本政権・蝦夷共和国で、箱館奉行並になったのは中島郎助で陸軍奉行並になったのが土方歳

五稜郭が公園として市民に開放されたのが大正年の6月。

現代工法により五稜郭を造成した場合の土木(石垣、土塁、掘割などの外構え)工事費が33億円×2の約66億円。(平成11年4月、大手総合建設会社が試算)

しんがりに、箱館奉行所所属諸術調所教授役で五稜郭築造の設計監理にあたった武田斐郎を登場させて結びたい。

「だからどうなんだ?」とおっしゃる方もおられるかも。
「申し訳ありません、ちょっとした遊び心、『三、3』が気になっていたものですから」と謝るだけ、次回は真面目にアップします。
                      ミカエル 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
箱館人さんへ (ミカエル)
2007-04-29 11:23:35
お説のとおりですね。
調所、斐三郎は、個別に紹介しようと考えております。ミカエル
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教授はひとり (箱館人)
2007-04-29 01:40:10
諸術調所教授武田斐三郎はスーパーマンです。何故なら五稜郭、弁天岬台場の設計を始め、溶鉱炉や煉瓦製造所の設計、ペリー来航時のオランダ語での通訳、続豊治建造の第2号洋式船「亀田丸」で門下生を連れて日本一周の航海術、砲術、化学、測量、蘭学等数えきれないほどの学問をたった一人で教えたそうです。すなわち教授は[斐三郎」一人だったのです。そのため
斐三郎が東京大学の前身に教授として江戸に帰ると、残念ながら必然的に諸術調所は廃校になりました。
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土田さんへ (ミカエル)
2007-04-26 17:41:10
この「三、3」はいつかアップしようとチャンスを狙っていましたが、桜のシーズンに合わせました。
当然、歳三様は出番となり、これを覚えておくと函館通になれますよ
図書館に箱館戦争や箱館奉行所の史料がありますが、博物館と違って展示されていないので自分で閲覧したいものを請求する必要があり、これには奉仕員が相談にのってくれます。
幕末の史料を活かすには、達筆な筆文字を判読できなければなりませんので時間もかかりますね。
今朝は雷雨で目が覚め、奥地では雪が降ったとか。
としさまの祥月命日も近くなってきましたね。
        ミカエル
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めっちゃ面白いですよ。 (土田)
2007-04-26 00:20:48
普通気付きませんて。

知識があるからこその発見でしょうね!さすが!



「三」とあったのでもしやと思いましたが、やはり我らが副長の名があり、ニヤリでした。



五稜郭すぐ近くの図書館、素敵そうだな~。

歴史的な(というか幕末の)史料かなんかもたくさん所蔵されてたりするんでしょうか?

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