梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

林檎狩り

2010-11-10 10:51:28 | 雑記
子供の頃、結構貧乏で且つ田舎だったので林檎を食べたのは具合が悪く食欲が無い時位だったが東京に出て来て何でも簡単に変えるようになると返って食べなくなる様だ、林檎と言えば紅く丸い物とインド林檎と言っていた緑色の物が殆どで紅玉と国光位しか知らなかったがその後富士だの世界一だのとやたらに大きな物が出て来る様になった、季節も関係なく略1年中青果店やスーパーに並ぶようになると返ってありがたみが薄れて買わなくなってしまう、やはり果物は「もうこの果物が出る季節になったのか」と言う様な方が好い気がする。
3年程前に孫にせがまれて沼田まで林檎狩りに行った、自分も林檎狩りは始めてで結構楽しかったのだが、2人の孫は食べるより採るほうが面白い、園内で食べるのは入場料に含まれているが採った物は購入しなければならないのだが喜んでいる孫達を止めるのも、と好きにさせていたら大変な量になってしまった、まあ此れが観光園の狙いだろうがと兎に角凄い量で娘夫婦が会社に持っていったり友人に持って行ったりしたがそれでも1週間以上は毎日食べた、上の孫が最初「味が違う」と言う、話を聞いて気が付いた、前から家に来ると女房が色々果物を剥いて食べさせていたが林檎は色が変わるので薄い塩水を潜らせて出していたのだがどうやらこの味が林檎の味だと覚えたらしい、「何かしょっぱくない」と言うのだ、確かに林檎は少し塩味がした方が自分も美味しく感じるが其れがもぎ立てを食べて「味が違う」と言うとは思わなかった、しかし其れも最初だけで次から次と色んな林檎を平らげて行った結果上の孫が気に入ったのはインド系の「王琳」と言う奴になった、家に帰って私が皮を剥くのを見ていたので「やってみるか?」と言ったら「よし!」と言う事でチャレンジした結果3個目で上手に向ける様になったが面白くなってしまい食べ切れないほど剥かれたのと、弟が悔しがって仕舞いに泣き出したのには閉口した、又機会が有ったら別の果物狩に連れて行こうかと考えていたが上の孫は去年から中学生、もうついては来ないのが少々寂しい気分だ