梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

柿の話しー2

2010-11-04 09:34:21 | ぶらり
昨日NHKで飯田の干し柿を放送していた、どうも自分の記憶より大きめで「市田柿」という種類らしい、会津身知らずと言う干し柿ももう少し大きい、子供の頃見た渋柿は何だったのだろう?かなり小さかったが、初冬から冬に掛けて山梨から諏訪付近を走ると家の脇に柿の木が有ってすっかり葉を落とした木に重そうに鈴生りになっているのを見る事があるが此れはやはりかなり小さな柿だ、ただ遠州の柿はかなり寒くなっても葉が残っていたがこの木は葉は完全になくなり実だけが残っている、熟して真っ赤になっても鳥が突付いても収穫する様子が無いので若しかしたら渋いのかも知れない。山梨には甲州百匁と言う大きな柿があって此方が干し柿用に収穫されているのだが、あの小さな柿は何なんだろうか、良く晴れ渡った空をバックに実が生っている景色は結構絵になるのだが残念ながら良い写真は撮れていない。かなり昔だが諏訪盆地の入口付近で凍り付いた田の後に白い物が一面に広がっている景色を見た事が有る、聞いたら寒天の凍み干しだったのがこれををバックに黒い壁の蔵があり、柿の実がぶら下っている景色は冬山の茶色に白い寒天と黒い蔵、そして点景として真っ赤な柿が実に良い感じだったのだが残念ながらその時は仕事で同乗者が居たのでじっくりと撮影出来なかった、未だあの景色が有ればもう一度行って見たい物だ。柿の味はと言えば自分はどちらかと言えば未だ完全に紅くなっていない実に歯を立てるとパキッと割れる様な柿が好きなんだが最近は真っ赤に熟して甘みが濃く口を付けると蕩ける様な物も良いかな、と感じて来たがこう書いてみると妙に色っぽい話しに思えるのは考えすぎか?ちなみに画像は甲州百匁です。