梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

無花果

2010-11-05 08:22:23 | ぶらり
千葉の道の駅富浦と言う所に枇杷のジャムと一緒に柿のジャムが有った、他にも梨だの無花果だの定番の苺などが有ったが試しに柿と梨を買って見た、柿と梨は私の好きな果物では代表格だがジャムとなるとそれほどでもなかった、やはり新鮮で瑞々しいのが持ち味だろう、確かに柿の味はしたがパンに付けると味がぼけてしまう感じだった、一緒に有った無花果はどうなのか?あまり食べないので味その物の記憶が乏しい、無花果の畑は随分あちこちで見るが私の育った遠州ではあまり見ない、千葉から埼玉の北部群馬に行くと畑の周りにあったり、家の庭先に有ったりと随分見かける、葉の繁りもたっぷりでそんなに背が高くは無いのだが存在感のある木である、生っているのは結構見るが店先に並んでいる事は余り見ない、自分が気づかないだけかも知れないが。名前の通り花が咲いてから生るのではなくあの果実の中が花らしい、其れを聞くと余計に食べ難くなる、そんな訳で我が家では子供に無花果を買って食べさせた記憶が無い、もっとも最近の子供達は皮を剥くのが面倒だから、と言うより出来ないので蜜柑の様な手で剥ける果物しか食べない、お陰で孫達は爺婆の所で食べて行く、其れは余談、娘夫婦と孫を連れて何度か行った伊豆の料理旅館に泊まった時、其処の親父が凝った事をやって無花果のてんぷらを出した、言わばデザートの様な物だが黙っておいて有ったので娘は何か魚か野菜のてんぷらだと思ったらしい、醤油をつけて一口食べたが「何、此れ!」と大騒ぎ、数年たった今でも無花果を見る度思い出すらしい、「先に言うか後で出してよ」と言う事しきりだった。画像は未だ未熟の物で余り良い出来ではないな、