想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

上出来ですって…

2016-07-01 22:22:54 | 日記
「これは、上出来だね。」

今日、主人にそう言われたのは、カスタードクリームの出来栄えでした。

やっと、それなりに作ることができました。
それなり…とは、課題は多しで今まで出せなかった『滑らさ』を出すことだったのです。

子供の頃からカスタードクリームが好きだったのは、
母が作ってくれたカスタードクリームがおいしかったからです。
数少ない卵のひとつを使い、ちょっと贅沢だった上白糖も少し使い、
牛乳ではなく脱脂粉乳を使い、小麦粉を混ぜて作ってくれました。

出来立てを、お鍋からお皿に移したばかりの温かさが残っていて、
ほんのりとした甘さや滑らかさが口に広がり、
子供心にも、何とも言えないおいしさを感じていました。

昔、あんパンやジャムパン(イチゴジャム)、クリームパンのどれが好き?と
尋ねられると、クリームパンと答えていたのは、カスタードが好きだったからです。

そのカスタードは、一人暮らしを始めてからは、私が自分で作っていました。
卵、上白糖、牛乳、小麦粉を入れて…。

ところが、糖質制限を始めてからは、材料が変わりました。
上白糖がラカントSに、牛乳が豆乳に、小麦粉は使いません。
すると、とにかく、滑らかさがなくなりました。
早く言えば、トロッとした玉子料理になってしまったのです。

生クリームを使ったり、温度を変えてみたり、サイリウムを使ってみたこともあり…。
バニラエッセンスを入れると、その香りで雰囲気が出るかと思ったこともありましたが、
これは、私のアレルギーが出やすいので試していません。
とにかく、何度作ってみたことでしょう。
そのどれもが、カスタードクリームとはいえませんでした。

小麦粉を使わないことが、滑らかさを出せないことにつながっているのですが、
糖質セイゲニストとしては、ここを譲ることはできません。
その気持ちがあったことがよかったのでしょうか、
今日、ついにできたのです。

これが、何ということはない、簡単なことでした。
とにかくよく混ぜ、お鍋で作る。

今までは、レンジを使っていたのですが、
母の姿を思い出し、お鍋で作ることにしたのです。
卵、生クリーム、豆乳、ラカントをよくよく混ぜて、
お鍋に入れ、強火です。
周りがフツフツして来たら弱火にします。
混ぜながら、お鍋の底が見えるくらいにとろみがつくと火を止め、
粗熱が取れるまで、ひたすら混ぜます。
早目に冷ますためにお鍋の底を冷やしてもいいでしょう。

少し柔らかめに出来上がりますが、器に移して冷蔵庫にしばらく入れておきますと、
適当な柔らかさになります。

「これは、上出来だね。」の出来上がりです。

その上出来のカスタードクリームは、食べてしまいました。
近いうちに、シュークリームを作るつもりですので、写真はその時に…。

そこで今日の写真は、

 先日から作っていた紙紐クラフトのアジサイです。
 昨夜、第一作が出来上がりました。
コメント
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