よもぎさんからいただいたコメントの中に、
『「毎日フレッシュな放射能」……最近の福島での流行語なんですよね。
除染する、している、といくら言われても、そこに意味がないことは子供たちが一番よく知っています。
ところが、避難も疎開も「許されない」。
自主避難した人たちは県知事に呼び戻され、
受け入れ先は知事からの許可なくしては受け入れてはいけないことになってしまいました』
と書かれてあるのを読んだ時、それまでニュースなんかでチラチラ目にしてたのが、急に現実味を帯びてわたしの心に突き刺さりました。
ものすご腹が立ちました。
いったいどんな理由があって、事情があって、権限があって、福島の知事はそんな愚かなことを、それも堂々としてるんか。
ほんでこの話は、今の日本でほんまに起こってることなんか。
そのことが知りとうて、よもぎさんに尋ねました。
それは福島在住のある男性、ダークホースさんのブログの、夏休み前の7月12日に書かれたものでした。
以下は、ダークホースさんの承諾をいただき、転載させていただいた記事の内容です。
『子供たちの夏休み避難が決まり、ほっとした矢先……、
静岡の避難受入しているペンションに妻と子供たちを避難させるはずが・・・・
さっき静岡のペンションから連絡があり、福島県から夏休みのみの避難は受け入れないで、と通達があったそうで、予定がダメになりました(;_;)
なんで?
福島県は何がしたいのか?
少しでも多く被曝させたいのか?
夏休みの間だけでも、避難させたかったのに!
なんでなんでーーーーーーー!
わからない。理解できない。
年間被曝基準を20msvまで引き上げを国に要請したアイツの陰謀か。
どちらにせよ、県のトップである県知事に責任があるのは、明確。↓コイツ↓(↓の先には佐藤福島県知事の写真が載っている)
どうすりゃいいのさ!
summer time blues!!!
追記
福島県と避難先ペンションにも問い合わせた結果、最近になり、福島県が、自主避難に対しての災害救助法による支援をしない、との方針に(;_;)
それにより、災害救助法による支援を受けて、避難を受入れる予定だったペンション側の、無料受入が困難になったようです。
福島県は、県民の県外避難について、非協力的。
つい昨日も、他県へ避難している県民に、県内の仮設住宅へ入居するように促した、との報道あり。
他県の避難所や避難先なども、福島県の要請を受け、避難所を予定より早く閉鎖するそうです。
放射能への不安を抱える福島県民からすれば、とっても迷惑な県の要請(;_;)
他県の避難所が閉鎖され、他に受入れ先がなければ、南相馬などより放射線数値の高い、福島市などの仮設住宅へ入居せざるをえない状況に。
県は、人口流出を抑えるため、無理やり福島県に呼び戻すつもりか!?
静岡の支援センターに聞いてみました。
福島県は県外への避難を認めていない。
短期の避難は『旅行』とみなす。
よって、避難のための費用は出ない。
よって、静岡も、費用(最終的には国が払う)が出ないので受入れできない。
10日に募集開始して、11日に申し入れがあり、打ち切ったとのことです。
福島県腹立たしいです』
ここからは、その記事に寄せられたコメントの中から、他の県の情報を書いてくださった方のものを抜粋し、掲載させていただきます。
『初めまして
皆様の記事、拝見させて頂きました。
私は、伊豆高原でペンションを経営しています。
この度の避難受け入れも行う予定でおりました。
熱海のホテルさんのお話の『自治体』が、どこまでのことかは存じません。
私の宿でも、今回はほぼ全室、避難ご家族様を受け入れる準備を進めてまいりました。
先日、組合会合の際『受け入れ全面中止』の通達を知らされました。
避難予定の方々には、個々の宿が『お断り』の連絡をするようにとのこと。
お伝えしなければならない我々も大変心苦しく、申し訳ない思いでいっぱいです。
組合、また宿としても、何とかお受け入れできる形はないものか対応をしております。
私個人としては、簡易宿泊施設も経営しており、施設の最低維持費だけで長期・短期の滞在をお受けしよう、と考えております。
しかしながら、地域としてお受けできなくなり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
国や両県に憤りを感じますが、何とかしてお役に立ちたいと考えております』
『自治体とは、福島県、静岡県の両方だそうで、福島から強い要望があったと聞きました。
ほんとうに福島県は、県民や被災者の側に立っていませんね!
避難費用など、最終東電に払わせれば良いこと。
県は東電と交渉すべきです』
『私は、福島から子供三人をつれて、新潟に避難しているママです。
実は、私のママ友達も、伊豆高原の夏休みの一時避難に申し込みをしていました。
今回の件は、7月9日までの人は受け入れて貰えるということで、一時避難をする日を繰り上げて、9日から避難しています。
私も、ママ友達からこの話しを聞いて、県庁に抗議の電話をしましたが、どうにもならず、本当に腹ただしいです。
知事は子供達の未来よりも、県からの人の流出を阻止しようとしている!
本当に信じられません!』
いったいほんまに、なんなんですかこれ?
なんでこんな事態のまま、毎日が過ぎていっているんですか?
夏休みが始まるまでも、なんで汚染されているのが明白な地域で、いつものように開校されていて、気温と湿度がどんどん上昇している中、窓を閉め、外にも出られんと、朦朧として授業を受けてる児童の姿を想像して、
いったいなんで、こんな非常事態やのに、登校させたり、クラブ活動させたり、課外授業させたり、
ほんで事もあろうに、地産致傷(漢字をわざと替えました。これの方が事実やから)の給食を食べさせて内部被曝を課しているんか、
それがまるでさっぱりわからんかったわたしは、悶々としたまま毎日を過ごしていました。
そして、やっとやってきた夏休み。
せめてそれまでに傷つけられた細胞と心を癒す為にも、どの県も積極的に、一時避難の推奨と手配に大忙しになるやろうと思ていたら、
入ってくるニュースは反対のことばっか。
なんで?
けども、原発事故以降、大手の新聞はでたらめやから、まさかほんまのほんまにそんなことが起こってたら、親が黙ってへんやろうと思いながら、いろいろと目を凝らしてニュースを拾てたんやけど、
大規模な抗議デモもこちらからでは見つけられへんかったし、直訴も起こってないようやったから、
これはやっぱり、そういうことが少し起こったこともあった、という類いのニュースやったんやな、と思てました。
せやのに……。
これはもう、非常識を超えています。犯罪です。愚か過ぎて笑えてくるほどです。
なんでこんなことを受け入れてるんですか?
どうしようもないって言うけど、ほんまのほんまに、家族全員の命を天秤にかけてでもほんまに、どうしようもないんですか?
本気で考えたことありますか?
本気で、今の暮らしをゼロにしてでも、新しい、自分と自分の家族にとって善かれと思われる人生を選ぼう、とか思たことありますか?
避難と離婚をごっちゃにしたらあかんけど、
わたし、自分の離婚を決めた時、それまでの暮らしで得たもん、全部無くすんやと覚悟しました。
そらそうです、自分の勝手で家から出て行くんやし、車一台に詰め込めるもんだけは持たせてもろて、出て行きました。
そんなん自業自得や。そんなお前の事情と我々の事情を一緒にすんなって思いますか?
それまでに必死で築いたキャリアもパー、信用もパー、嘘もいっぱいつかなあかんかったから、後でわかった時のその人の失望を思うと、それだけで吐き気がするほど自分を責めました。
けど、どうしてもあきらめるわけにはいかんかった。
自分にとって、これはもう勘でしかないのやけど、絶対にいいと思える人生を選ぶには、それまでの人生を一旦ゼロにするしかなかった。
そんなえらいことに、幼子二人を巻き添えにするわたしは、なんとしても生きて、食いしばって、働いて、新しい土地で頑張るしかなかった。
けれども、後悔だけは全くしませんでした。
なんでか?
それは、自分の勘が正しかったこと、選んで実行する勇気があったこと、最初の地獄のような数年を踏ん張れたことが嬉しかったからです。
地面にしっかり足の裏がついてる、自分の選んだ人生を、愛する家族と歩く幸せは、マイナスやゼロからの暮らしのエネルギーになってくれます。
今じゃもう、日本のどこに住んでもおんなじやないか。
そうでしょうか?
その、あなた方の住んでる、核物質まみれのとこよりは、ずっとマシなとこいっぱいありますよ。
見えへん匂えへんのをええことに、無かったことにした罰は、まずはお子さんに、それからあなた方自身に、必ずものすご辛い形になって現れますよ。
せやから本気になってください。
大人でしかできんことを、やってみせたってください。
子供はもう、いろんなことを、大人よりもたくさん残ってる感覚と勘で知ってると思います。
知ってるけど言わへんだけです。
言うたら、おとうさん、おかあさんを困らせるって知ってるから。
そやからもっと、大人よりもっと、心も細胞も傷つけられてるはずです。
大移動してください。
『横断歩道、みんなで歩けば恐くない』って、そんな言葉が流行ったことあったでしょ?
みんなで歩いてください。
県境をまたいでください。
新しい県を作ってもええやないですか。
サテライトで、そこで、一緒に移動した大勢の家族で、今まで通りの自治体作らはったらええやないですか。
何千という家族が、みんなでゾロゾロと歩いたら、絶対に国も焦ります。
こらあかんと、なんぼなんでも気づきます。
そんなことまでせなあかん、とんでもない阿呆やったんです、日本は。
世界一の阿呆ですよ。
どこの国もそう思てます。世界中がそう思てます。
あの事故以来、日本の政府がやったのは、国民を弱らせて死に至らしめることばっかりやないですか。
そんな、悪党が揃てる政府や自治体に、いったいなにを期待してるんですか?なに待ってるんですか?
中央と、福島や宮城の、汚染した空気吸わして、食べもん食べさせるような知事がいる県から出てください。
汚染が続いてるとこで暮らしてる人がぎょうさんいはるから、除染するにも思いっきりできひんし、そこでいろんなもんが居残ってしまう。
それが、日本という船が、進む方向をきっぱりと変える邪魔してることになるんちゃいますか?
日本には、幸いにして、まともな人が知事してはる県がまだ残ってます。
そこに引っ越してください。
もし、自分自身と最愛の家族に、生きる気力も出んような怠さや、痒みや痛みに襲われる毎日を送らせとうないのなら。
お願いやから、もう目を覚ましてください。
こんなことは書くまいと、今までずっと思てました。
けど、もう適当な言葉で誤摩化してる場合ちゃうな、と思たんです。
ごめんなさい。
『「毎日フレッシュな放射能」……最近の福島での流行語なんですよね。
除染する、している、といくら言われても、そこに意味がないことは子供たちが一番よく知っています。
ところが、避難も疎開も「許されない」。
自主避難した人たちは県知事に呼び戻され、
受け入れ先は知事からの許可なくしては受け入れてはいけないことになってしまいました』
と書かれてあるのを読んだ時、それまでニュースなんかでチラチラ目にしてたのが、急に現実味を帯びてわたしの心に突き刺さりました。
ものすご腹が立ちました。
いったいどんな理由があって、事情があって、権限があって、福島の知事はそんな愚かなことを、それも堂々としてるんか。
ほんでこの話は、今の日本でほんまに起こってることなんか。
そのことが知りとうて、よもぎさんに尋ねました。
それは福島在住のある男性、ダークホースさんのブログの、夏休み前の7月12日に書かれたものでした。
以下は、ダークホースさんの承諾をいただき、転載させていただいた記事の内容です。
『子供たちの夏休み避難が決まり、ほっとした矢先……、
静岡の避難受入しているペンションに妻と子供たちを避難させるはずが・・・・
さっき静岡のペンションから連絡があり、福島県から夏休みのみの避難は受け入れないで、と通達があったそうで、予定がダメになりました(;_;)
なんで?
福島県は何がしたいのか?
少しでも多く被曝させたいのか?
夏休みの間だけでも、避難させたかったのに!
なんでなんでーーーーーーー!
わからない。理解できない。
年間被曝基準を20msvまで引き上げを国に要請したアイツの陰謀か。
どちらにせよ、県のトップである県知事に責任があるのは、明確。↓コイツ↓(↓の先には佐藤福島県知事の写真が載っている)
どうすりゃいいのさ!
summer time blues!!!
追記
福島県と避難先ペンションにも問い合わせた結果、最近になり、福島県が、自主避難に対しての災害救助法による支援をしない、との方針に(;_;)
それにより、災害救助法による支援を受けて、避難を受入れる予定だったペンション側の、無料受入が困難になったようです。
福島県は、県民の県外避難について、非協力的。
つい昨日も、他県へ避難している県民に、県内の仮設住宅へ入居するように促した、との報道あり。
他県の避難所や避難先なども、福島県の要請を受け、避難所を予定より早く閉鎖するそうです。
放射能への不安を抱える福島県民からすれば、とっても迷惑な県の要請(;_;)
他県の避難所が閉鎖され、他に受入れ先がなければ、南相馬などより放射線数値の高い、福島市などの仮設住宅へ入居せざるをえない状況に。
県は、人口流出を抑えるため、無理やり福島県に呼び戻すつもりか!?
静岡の支援センターに聞いてみました。
福島県は県外への避難を認めていない。
短期の避難は『旅行』とみなす。
よって、避難のための費用は出ない。
よって、静岡も、費用(最終的には国が払う)が出ないので受入れできない。
10日に募集開始して、11日に申し入れがあり、打ち切ったとのことです。
福島県腹立たしいです』
ここからは、その記事に寄せられたコメントの中から、他の県の情報を書いてくださった方のものを抜粋し、掲載させていただきます。
『初めまして
皆様の記事、拝見させて頂きました。
私は、伊豆高原でペンションを経営しています。
この度の避難受け入れも行う予定でおりました。
熱海のホテルさんのお話の『自治体』が、どこまでのことかは存じません。
私の宿でも、今回はほぼ全室、避難ご家族様を受け入れる準備を進めてまいりました。
先日、組合会合の際『受け入れ全面中止』の通達を知らされました。
避難予定の方々には、個々の宿が『お断り』の連絡をするようにとのこと。
お伝えしなければならない我々も大変心苦しく、申し訳ない思いでいっぱいです。
組合、また宿としても、何とかお受け入れできる形はないものか対応をしております。
私個人としては、簡易宿泊施設も経営しており、施設の最低維持費だけで長期・短期の滞在をお受けしよう、と考えております。
しかしながら、地域としてお受けできなくなり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
国や両県に憤りを感じますが、何とかしてお役に立ちたいと考えております』
『自治体とは、福島県、静岡県の両方だそうで、福島から強い要望があったと聞きました。
ほんとうに福島県は、県民や被災者の側に立っていませんね!
避難費用など、最終東電に払わせれば良いこと。
県は東電と交渉すべきです』
『私は、福島から子供三人をつれて、新潟に避難しているママです。
実は、私のママ友達も、伊豆高原の夏休みの一時避難に申し込みをしていました。
今回の件は、7月9日までの人は受け入れて貰えるということで、一時避難をする日を繰り上げて、9日から避難しています。
私も、ママ友達からこの話しを聞いて、県庁に抗議の電話をしましたが、どうにもならず、本当に腹ただしいです。
知事は子供達の未来よりも、県からの人の流出を阻止しようとしている!
本当に信じられません!』
いったいほんまに、なんなんですかこれ?
なんでこんな事態のまま、毎日が過ぎていっているんですか?
夏休みが始まるまでも、なんで汚染されているのが明白な地域で、いつものように開校されていて、気温と湿度がどんどん上昇している中、窓を閉め、外にも出られんと、朦朧として授業を受けてる児童の姿を想像して、
いったいなんで、こんな非常事態やのに、登校させたり、クラブ活動させたり、課外授業させたり、
ほんで事もあろうに、地産致傷(漢字をわざと替えました。これの方が事実やから)の給食を食べさせて内部被曝を課しているんか、
それがまるでさっぱりわからんかったわたしは、悶々としたまま毎日を過ごしていました。
そして、やっとやってきた夏休み。
せめてそれまでに傷つけられた細胞と心を癒す為にも、どの県も積極的に、一時避難の推奨と手配に大忙しになるやろうと思ていたら、
入ってくるニュースは反対のことばっか。
なんで?
けども、原発事故以降、大手の新聞はでたらめやから、まさかほんまのほんまにそんなことが起こってたら、親が黙ってへんやろうと思いながら、いろいろと目を凝らしてニュースを拾てたんやけど、
大規模な抗議デモもこちらからでは見つけられへんかったし、直訴も起こってないようやったから、
これはやっぱり、そういうことが少し起こったこともあった、という類いのニュースやったんやな、と思てました。
せやのに……。
これはもう、非常識を超えています。犯罪です。愚か過ぎて笑えてくるほどです。
なんでこんなことを受け入れてるんですか?
どうしようもないって言うけど、ほんまのほんまに、家族全員の命を天秤にかけてでもほんまに、どうしようもないんですか?
本気で考えたことありますか?
本気で、今の暮らしをゼロにしてでも、新しい、自分と自分の家族にとって善かれと思われる人生を選ぼう、とか思たことありますか?
避難と離婚をごっちゃにしたらあかんけど、
わたし、自分の離婚を決めた時、それまでの暮らしで得たもん、全部無くすんやと覚悟しました。
そらそうです、自分の勝手で家から出て行くんやし、車一台に詰め込めるもんだけは持たせてもろて、出て行きました。
そんなん自業自得や。そんなお前の事情と我々の事情を一緒にすんなって思いますか?
それまでに必死で築いたキャリアもパー、信用もパー、嘘もいっぱいつかなあかんかったから、後でわかった時のその人の失望を思うと、それだけで吐き気がするほど自分を責めました。
けど、どうしてもあきらめるわけにはいかんかった。
自分にとって、これはもう勘でしかないのやけど、絶対にいいと思える人生を選ぶには、それまでの人生を一旦ゼロにするしかなかった。
そんなえらいことに、幼子二人を巻き添えにするわたしは、なんとしても生きて、食いしばって、働いて、新しい土地で頑張るしかなかった。
けれども、後悔だけは全くしませんでした。
なんでか?
それは、自分の勘が正しかったこと、選んで実行する勇気があったこと、最初の地獄のような数年を踏ん張れたことが嬉しかったからです。
地面にしっかり足の裏がついてる、自分の選んだ人生を、愛する家族と歩く幸せは、マイナスやゼロからの暮らしのエネルギーになってくれます。
今じゃもう、日本のどこに住んでもおんなじやないか。
そうでしょうか?
その、あなた方の住んでる、核物質まみれのとこよりは、ずっとマシなとこいっぱいありますよ。
見えへん匂えへんのをええことに、無かったことにした罰は、まずはお子さんに、それからあなた方自身に、必ずものすご辛い形になって現れますよ。
せやから本気になってください。
大人でしかできんことを、やってみせたってください。
子供はもう、いろんなことを、大人よりもたくさん残ってる感覚と勘で知ってると思います。
知ってるけど言わへんだけです。
言うたら、おとうさん、おかあさんを困らせるって知ってるから。
そやからもっと、大人よりもっと、心も細胞も傷つけられてるはずです。
大移動してください。
『横断歩道、みんなで歩けば恐くない』って、そんな言葉が流行ったことあったでしょ?
みんなで歩いてください。
県境をまたいでください。
新しい県を作ってもええやないですか。
サテライトで、そこで、一緒に移動した大勢の家族で、今まで通りの自治体作らはったらええやないですか。
何千という家族が、みんなでゾロゾロと歩いたら、絶対に国も焦ります。
こらあかんと、なんぼなんでも気づきます。
そんなことまでせなあかん、とんでもない阿呆やったんです、日本は。
世界一の阿呆ですよ。
どこの国もそう思てます。世界中がそう思てます。
あの事故以来、日本の政府がやったのは、国民を弱らせて死に至らしめることばっかりやないですか。
そんな、悪党が揃てる政府や自治体に、いったいなにを期待してるんですか?なに待ってるんですか?
中央と、福島や宮城の、汚染した空気吸わして、食べもん食べさせるような知事がいる県から出てください。
汚染が続いてるとこで暮らしてる人がぎょうさんいはるから、除染するにも思いっきりできひんし、そこでいろんなもんが居残ってしまう。
それが、日本という船が、進む方向をきっぱりと変える邪魔してることになるんちゃいますか?
日本には、幸いにして、まともな人が知事してはる県がまだ残ってます。
そこに引っ越してください。
もし、自分自身と最愛の家族に、生きる気力も出んような怠さや、痒みや痛みに襲われる毎日を送らせとうないのなら。
お願いやから、もう目を覚ましてください。
こんなことは書くまいと、今までずっと思てました。
けど、もう適当な言葉で誤摩化してる場合ちゃうな、と思たんです。
ごめんなさい。