なんとまあ、35℃まで上がってしまいました。
みぃ~んなダレダレ~、花も若葉も日焼けしまくっています。
昨日も暑かったけど、今日はそれ以上。予報では月曜と火曜が同じような暑さで、水曜あたりから徐々に下がり始め木曜には15℃ぐらいになるのだそうな。
昨日やって来たいきなりの夏。夕方になっても一向に気温は下がらず、旦那がワイン飲みたさに安(←この漢字が大切なキーワード)レストラン行きを提案。
それを聞いたK、「んじゃ、今日は気分的にインドっちゅうことで!」
それを聞いた旦那、いきなり目がランラン!「インドならジャージーシティ!」と叫びました。
いつか家族で行ってみたいと、旦那が前々から言っていた町です。
鍼師になるための修行期間に、生活費の足しにと英語を教えていた町のある通りが、まさにインドそのもの!らしく、そこで安いテイクアウト(高くて2ドル前後)を食べていた旦那。
4年目にしてその思いが叶うというので、旦那はかなりハイテンション。こってり赤のワインを飲みたい気分にはならず、いそいそとロゼを買っていざ出発。
ジャージーシティには、何かの用事で数回行きましたが、迷わず無事に帰ってこられたことがない、よそ者ドライバーにはとてもイケズな町です。
ニュージャージー州のドライバーは運転が荒いことで有名だそうですが、その中でも極めつけに荒いドライバーさん達、寿命がギュッと縮こまること数回、
「そろそろ着くで~」
旦那がそう言った時、うわぁ~!Kもわたしも唖然……マジでインドの方々ばっかりっすね……。
かなり苦労して車を停め、通りを歩いているうちに、いったいここは何処?みたいな気分になりました。
Kが、「もしここで白人見つけたら百円」というので、わたしも負けずに、「もしここで東洋人見つけたら百円」と応戦。
なんでここで百円やねん?とふと思ったけれど、やっぱこういうのって自然に口から出てくるんですねえ……にっぽん人だも~ん。
結果はそれぞれひとりずつ見つかったので引き分けでした。
いろんなお店を探索していると、外からはパッと見、レストランには見えないのだけど、よくよく覗いてみると、ゴザを敷いた座敷に車座に座り、テイクアウト用の容器についでもらった食べ物を右手でパクパク食べている大勢の人達が見えました。かなりたくさんの人です。
こりゃ本格的だ!うむ……こういうとこに入るとオモロいかも……なんて思いながら入り口近くに立っていると、
「ほらほら、そんなとこに立ってないで、一緒に入ろう、ほら、入ろう入ろう」と、めちゃくちゃ誘ってくるおじさん。
「え、そう、じゃ、ちょっと」と動こうとすると、すごい力で後ろにグイッと引っ張られてしまいました。
「まだこういうとこにチャレンジするのは早過ぎ!今夜はもうちょっとフツ~のとこに行く」
旦那とKが、困ったもんだという顔をしながら、まだわたしの服の端っこを掴んでいました。
ちぇっ!……よぉっし、次に来た時には絶対にチャレンジするぞぉ~!
結局入ったのはベジタリアンのレストランでしたが、普通っぽいったって、もうそこはインド!
お香の匂いにはちょっと辟易しましたが、そこにいる人達が右手を使って食べている物がおもしろいやら珍しいやら、それに断然美味しそうです。
旦那はそこに至って初めて、あ、お酒はダメやったと気がついたのですが、無駄な抵抗をしてボトルをテーブルの上にデンと置くと、
ささっと現れた店主に「申し訳ございませんが、ここでお酒を召し上がっていただくわけにはいきません」とはっきりと断られてしまいました。
三種のカレーにマンゴーラッシー、それはそれは美味しいお料理でした。さすが混んでるわけだ。
その後、パンパカパンのお腹を抱え、それでもスウィーツを食べると言い張る旦那と一緒にお店に入り、初めて見るインディスウィーツに見とれていると、
またまた現れました!親切なインドおじさん(先程とは別のお方です)、
「これはな、ズッキーニを砕いてな、ナッツと混ぜてあるから緑色しとるんじゃ。うまいぞ」
「あ、ほんで、これは胡麻ペーストとハチミツと、ええとなんじゃったかいな……」と奥さんの方に振り向き、ふたりでボソボソ……。
『インディ初心者にいろんなことを教えてあげるのが楽しくて仕方がないオーラ』が全身から漂う、とっても優しいおじさんなのでした。
一夜明けた今日もめちゃんこ暑かったので、勢いに乗って衣替え!
夏物は置いているうちにシワシワになっちゃう物が多いので、このクソ暑い最中に、とんでもない枚数の服にアイロンがけをする羽目になってしまいました。
でも、ハンガーやタンスの引き出しの中が、どんどん夏色に変わっていくのは楽しいですね。
スカートの裾のほころびや、外れかけのボタンもちゃんと縫い付けました。
さ~、明日からキラキラの夏すんぞぉ~!って……数日もするとまた肌寒くなるんですけどね。
そして夕方5時半、連弾パートナーのジェーンが、曲決めのための楽譜持参でやって来てくれました。
じゃ、ちょっくら弾いてみっか。
延々2時間、2冊の本全部を初見でとりあえず弾きまくりました。
わたしも初見はそこそこ得意な方なのだけど、ジェーンも同じぐらいに得意みたいで、休む間も惜しいぐらいの楽しい2時間になりました。
サン・サーンスの『ダンスマカーブレ』は残念ながら却下です。連弾用の編曲の質が良くなくて、これから5ヶ月もの間、練習したいとは思えないのでした。
多分、ドヴォルジャークの『レジェンズ』にすると思います。10曲から成る組曲ですが、気が進まない曲はたったの1曲だけでした。
明日CDを買って、もう1度じっくり聞いてみて、10曲のうちからどの曲とどの曲にするか、個々に選んで、それをまた連絡し合おうということになりました。
なによりも収穫だったのは、彼女のピアノのスタイルがとてもわたしのそれにしっくり合うということが分かったこと。
感情の動き具合、リズムのタイミング、強弱の入れ方、これってほんと、言葉では言い表せない、説明のつかない、とても感覚的なことなので、これらのことが合うっていうのはとてもありがたいことです。
彼女とわたしは親子ほど年令が離れています。生まれた場所も環境も全く違うし、勉強の仕方も全然違います。
でも、音楽って、そういうことをどうでもいいことにしてくれる、とても不思議な力を持っています。
彼女と一緒に舞台に立てたらいいなあ。
カーネギーの10席を狙う20組のミュージシャン達……よぉっし、頑張るぞぉ~!
みぃ~んなダレダレ~、花も若葉も日焼けしまくっています。
昨日も暑かったけど、今日はそれ以上。予報では月曜と火曜が同じような暑さで、水曜あたりから徐々に下がり始め木曜には15℃ぐらいになるのだそうな。
昨日やって来たいきなりの夏。夕方になっても一向に気温は下がらず、旦那がワイン飲みたさに安(←この漢字が大切なキーワード)レストラン行きを提案。
それを聞いたK、「んじゃ、今日は気分的にインドっちゅうことで!」
それを聞いた旦那、いきなり目がランラン!「インドならジャージーシティ!」と叫びました。
いつか家族で行ってみたいと、旦那が前々から言っていた町です。
鍼師になるための修行期間に、生活費の足しにと英語を教えていた町のある通りが、まさにインドそのもの!らしく、そこで安いテイクアウト(高くて2ドル前後)を食べていた旦那。
4年目にしてその思いが叶うというので、旦那はかなりハイテンション。こってり赤のワインを飲みたい気分にはならず、いそいそとロゼを買っていざ出発。
ジャージーシティには、何かの用事で数回行きましたが、迷わず無事に帰ってこられたことがない、よそ者ドライバーにはとてもイケズな町です。
ニュージャージー州のドライバーは運転が荒いことで有名だそうですが、その中でも極めつけに荒いドライバーさん達、寿命がギュッと縮こまること数回、
「そろそろ着くで~」
旦那がそう言った時、うわぁ~!Kもわたしも唖然……マジでインドの方々ばっかりっすね……。
かなり苦労して車を停め、通りを歩いているうちに、いったいここは何処?みたいな気分になりました。
Kが、「もしここで白人見つけたら百円」というので、わたしも負けずに、「もしここで東洋人見つけたら百円」と応戦。
なんでここで百円やねん?とふと思ったけれど、やっぱこういうのって自然に口から出てくるんですねえ……にっぽん人だも~ん。
結果はそれぞれひとりずつ見つかったので引き分けでした。
いろんなお店を探索していると、外からはパッと見、レストランには見えないのだけど、よくよく覗いてみると、ゴザを敷いた座敷に車座に座り、テイクアウト用の容器についでもらった食べ物を右手でパクパク食べている大勢の人達が見えました。かなりたくさんの人です。
こりゃ本格的だ!うむ……こういうとこに入るとオモロいかも……なんて思いながら入り口近くに立っていると、
「ほらほら、そんなとこに立ってないで、一緒に入ろう、ほら、入ろう入ろう」と、めちゃくちゃ誘ってくるおじさん。
「え、そう、じゃ、ちょっと」と動こうとすると、すごい力で後ろにグイッと引っ張られてしまいました。
「まだこういうとこにチャレンジするのは早過ぎ!今夜はもうちょっとフツ~のとこに行く」
旦那とKが、困ったもんだという顔をしながら、まだわたしの服の端っこを掴んでいました。
ちぇっ!……よぉっし、次に来た時には絶対にチャレンジするぞぉ~!
結局入ったのはベジタリアンのレストランでしたが、普通っぽいったって、もうそこはインド!
お香の匂いにはちょっと辟易しましたが、そこにいる人達が右手を使って食べている物がおもしろいやら珍しいやら、それに断然美味しそうです。
旦那はそこに至って初めて、あ、お酒はダメやったと気がついたのですが、無駄な抵抗をしてボトルをテーブルの上にデンと置くと、
ささっと現れた店主に「申し訳ございませんが、ここでお酒を召し上がっていただくわけにはいきません」とはっきりと断られてしまいました。
三種のカレーにマンゴーラッシー、それはそれは美味しいお料理でした。さすが混んでるわけだ。
その後、パンパカパンのお腹を抱え、それでもスウィーツを食べると言い張る旦那と一緒にお店に入り、初めて見るインディスウィーツに見とれていると、
またまた現れました!親切なインドおじさん(先程とは別のお方です)、
「これはな、ズッキーニを砕いてな、ナッツと混ぜてあるから緑色しとるんじゃ。うまいぞ」
「あ、ほんで、これは胡麻ペーストとハチミツと、ええとなんじゃったかいな……」と奥さんの方に振り向き、ふたりでボソボソ……。
『インディ初心者にいろんなことを教えてあげるのが楽しくて仕方がないオーラ』が全身から漂う、とっても優しいおじさんなのでした。
一夜明けた今日もめちゃんこ暑かったので、勢いに乗って衣替え!
夏物は置いているうちにシワシワになっちゃう物が多いので、このクソ暑い最中に、とんでもない枚数の服にアイロンがけをする羽目になってしまいました。
でも、ハンガーやタンスの引き出しの中が、どんどん夏色に変わっていくのは楽しいですね。
スカートの裾のほころびや、外れかけのボタンもちゃんと縫い付けました。
さ~、明日からキラキラの夏すんぞぉ~!って……数日もするとまた肌寒くなるんですけどね。
そして夕方5時半、連弾パートナーのジェーンが、曲決めのための楽譜持参でやって来てくれました。
じゃ、ちょっくら弾いてみっか。
延々2時間、2冊の本全部を初見でとりあえず弾きまくりました。
わたしも初見はそこそこ得意な方なのだけど、ジェーンも同じぐらいに得意みたいで、休む間も惜しいぐらいの楽しい2時間になりました。
サン・サーンスの『ダンスマカーブレ』は残念ながら却下です。連弾用の編曲の質が良くなくて、これから5ヶ月もの間、練習したいとは思えないのでした。
多分、ドヴォルジャークの『レジェンズ』にすると思います。10曲から成る組曲ですが、気が進まない曲はたったの1曲だけでした。
明日CDを買って、もう1度じっくり聞いてみて、10曲のうちからどの曲とどの曲にするか、個々に選んで、それをまた連絡し合おうということになりました。
なによりも収穫だったのは、彼女のピアノのスタイルがとてもわたしのそれにしっくり合うということが分かったこと。
感情の動き具合、リズムのタイミング、強弱の入れ方、これってほんと、言葉では言い表せない、説明のつかない、とても感覚的なことなので、これらのことが合うっていうのはとてもありがたいことです。
彼女とわたしは親子ほど年令が離れています。生まれた場所も環境も全く違うし、勉強の仕方も全然違います。
でも、音楽って、そういうことをどうでもいいことにしてくれる、とても不思議な力を持っています。
彼女と一緒に舞台に立てたらいいなあ。
カーネギーの10席を狙う20組のミュージシャン達……よぉっし、頑張るぞぉ~!