ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

春爛漫ショートカット

2009年04月20日 | ひとりごと
昨日一昨日と、素晴らしく春だったのに、今日はどぉ~~~んより曇ってしまいました。やっぱり昨日、桜公園に行っておくべきだったかなあ……。

でもでも、昨日は月に2回の食品調達日と、半年に1回の散髪日になっていたので、それをすっぽかすわけにはいきません。
道すがらの桜やマグノリア、花水木や萌黄色の木々の若葉を楽しみながらドライブしました。
運転するわたしの横には、鼻水ズルズルの旦那……。彼はこんな状態でも、家に独りでいるのは退屈過ぎてイヤ!というので、一緒についてきました

うちは基本的に、食品調達は月に2度。ドーンとかため買いします。
行き先はミツワ(ジャパニーズマーケット)&トレーダー・ジョーズ(グルメスーパーですが価格は安い!)&ハナリウム(コリアンマーケット)の3店舗。

ここで突然ですが、我が家の買い物パターンをご紹介します。
ミツワ=米、干し魚、薄切り肉、椎茸、納豆、高菜漬け、沢庵、せんべい。
トレーダー・ジョーズ=ネギ、レタス、チーズ、バナナ、クラッカー、ジャム、旦那用のクッキー、わたし用の薄焼きクッキー。
ハナリウム=わたし用野菜全般、果物全般、キムチ、韓国風餅デザート、ごま油、生胡麻。

そして、随時、無くなった時に行く店として、

コストコ(大型会員制倉庫店)=ティッシュ、トイレットペーパー、バター、ベーコン、卵、非常時用の冷凍食品、文房具、猫の砂。
ホールフーズ(グルメスーパーで価格は高めなので、買い物時には要注意!)=牛乳、ヨーグルト、たま~に肉類。
コラドーズ(イタリアンマーケット)=チーズ、旦那用野菜全般、オリーブ。

とまあ、かなりはっきりと店別に買う物が決まっていて、お店に行ってもそれら以外の物に手を出さないので、無駄買いはほとんどありません。
この方法に変えてから、買い物にかかる時間とお金が随分はっきりしてきて、わたしと旦那は気に入っています。


さて、半年に一度の散髪は、エリさんという美容師さんにいつもお願いしています。
彼女はわたしの髪質や癖、頭蓋骨の形、そしてわたしがいかに無精で無頓着なのかをよぉ~くご存知なので、それにぴったりのカットをしてくれるのです。
今回は、前回の家騒動の時に見つかった円形ハゲも無く、それだけでも前回よりはまだ穏やかな日々を過ごせているようです。やれやれ……
「さて、今日はどんなふうにしますか?」
「うぅ~ん、イメチェンしたいけど、めんどっちぃのはイヤやし……」
「イメチェンねえ……」
ふたりでしばし、手の甲に顎を乗せながら、鏡の中の顔を眺めて思いを巡らします。
「じゃあ、伸びるだけ伸びちゃったの、パァ~ッと切っちゃいましょうか」
「パァ~ッとって……」
「だってまうみさん、半年以内には絶対に姿を現さないんだし、それぐらいほっぽってても全然かまわないぐらいに」
「そんなんいっつものことやん」
「そういやわたしのお客さん、みんな平気に長いこと来ないなあ……」
「だって、エリさんに切ってもらった髪、伸びても伸びてもいっつも快適なんやもん」
「え?じゃ、それってわたしのせい?」
「多分……」
「そんな、商売上よろしくないことをしてただなんて……でも、だからってわたし、手を抜いたりいい加減なことするのプライドが許さないし……」
ちょっと真剣に悩んでいるエリさん。そうだよぉ~、あなたのそのプライドと技術の確かさにわたしは惚れてるんだよぉ~

今回も、やっぱり前髪は切らずに(モノグサには短い前髪は×)、けれども全体的にかなり短く切ってもらいました。あ~軽くなった!
もう20年近く、ただただカットのみ、毛染めもパーマも全くしていない直毛一直線!エリさんは、とても楽しそうにハサミでチョキチョキ切ってくれます。

また半年後、多分カーネギーの舞台直前に行って、ピアノ弾きっぽい、ちょいとおすましカットをしてもらいましょう