ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

返事がきました

2009年04月22日 | お家狂想曲
『白蟻の駆除とボイラーの修理はします。以上』という返事がきました。

白蟻に食われた床支柱の修理をするには、その部分の床全体をジャッキでグイッと上げ、新しい木材を入れなければなりません。
その作業にかかる費用の見積もりが出ました。120万だということです。
さて、わたし達はこの費用を払ってまでも、あの家を手に入れたいかどうか?……それを今夜ふたりでじっくり考えることにします。

極古のオイルタンクはこの際撤去して、ヒーターの燃料をガスに切り替えることにしました。その工事にも5,6十万のお金がかかります。
そして、二階にある台所は、役所に申請されていなかったので、撤去しなければなりません。ただ、そのかわり固定資産税が少し安くなりそうです。
幸い、コンロが電気なので、面倒なのは食器洗い器の取り外しだけ。隣りにあるバスルームと合わせて、そこをバスルーム兼洗濯などの家事室にしようと思っていますが、そういうことに払えるお金を貯めるのに、ローン開始後、いったいどれぐらいかかるでしょうか?

さて、向こうからの手紙への返事がすでにステュアートから送られました。
『いろいろと早急に思案していただき、とてもありがたく思っています。白蟻とボイラーの件を引き受けてくださり、とても感謝しています。
けれども、白蟻によって破損した部分の修復工事は、とても高額な費用がかかります。今一度、ご検討をお願いいたします』
全部をきちんと翻訳していませんが、まあなんて上手なんでしょ!とてもへりくだってはいるけれど、しっかりお願いしまくってます。
さてさて、『どんなことがあっても、どんなふうにお願いされても、工事の費用は払いません!』という返事が返ってきた時の場合を考えて決断しないと。

家を見た人達は、この家の価格は今のこの、経済状況が非常に悪い時期として考えても買い得だと言います。
でも、家の値段に、工事や修理にかかる費用を足していくと、さてはて、本当にお買い得になるのかどうか。
う~ん……思案六法じゃな~、3枚目、コイコイしよっかどうしよか……これこれ、オイチョカブやってんじゃないんだから……

今年の12月で、息子第一号の大学の学費と生活費の支払い、そして息子第二号の歯の矯正費用の支払いが終わるので、今の慎ましさを持続していけばなんとか……なって欲しいもんですねえ……ちょっとここでため息つかせてもらいます、はぁ~。ちょっとすっきりしたへへへ。
コメント (7)
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