まつたけ秘帖

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奇皇后(11)~(40) 女帝への階段

2016-01-18 | 韓国のドラマ
 「奇皇后」第11話から40話まで一気に観たニダ!

☆ヤンデレ将軍
 スンニャンにとっては憎き母の仇タンギセは、スンニャンが女であることを誰よりも早く見破り、以来彼女に邪恋。スンニャンに鋭い目でにらまれたり、手厳しく拒絶されればされるほど興奮?して執着を募らせるタンギセが、何か可愛いですね~。脇役の中ではかなり美味しい役なタンギセを好演しているのは、「善徳女王」でミシルのバカ息子だった人ですね。あのバカ息子もいい味だしてたし、なかなかの役者ですね。顔がちょっと草なぎ+千原ジュニアなのが残念だけど…

 ↑ドラマの中と違い、仲良しなタンギセ&タルタルに癒されます
☆カモン♪
 壁に隠れながら、スンニャンに来い来いと笑顔で手を振るワン・ユ。え!何このシーン!超可愛いんですけど!いつもは憂愁で重苦しげなワンユが、ふいにこんな無邪気なことするとキュンキュンして心臓に負担が。
☆猿モムチャン
 ワン・ユの腹心の宦官、パン・シヌ役のイ・ムンシクさんが相変わらずの名脇役ぶり。坊さんに化けて町で噂話を流布するシーン、半裸がセクシー!おっさんなのに、いいカラダしてます。松じゅんとムンシクさんなら、躊躇なく後者を選ぶわ~。
☆ザコキャラもチェキラー
 元で迫害されている高麗人が住む村。村長の後ろにいつもいる男の子が、なかなか可愛いイケメン。
☆愛人惨殺!
 嫉妬に狂ったタナシルリは、兄タンギセに側室パク・オジン抹殺をおねだり!外出したパクオジン一行を皆殺し!という凄惨な展開に。か、可哀想~。巻き添えを食った女官たちも非業の最期すぎますが、パク・オジンの薄幸さには涙。貢女として元に連れて来られ、皇太后に無理やり皇帝の側室にされ、皇帝は孕ますために一回ヤっただけであとは知らん顔だし、あげくは臨月で惨殺されるとか…
☆洞窟出産!
 命からがら逃走し、洞窟で独り出産するスンニャン。出産経験のある女性が見たら、あまりにもリアリティに欠けるシーンだったのでは。生まれたばかりの赤ちゃん、湯船につけたばかりみたいだったし。出産直後、すぐに走り回ったりするスンニャン、どこまで剛健なんだ!

☆尼僧惨殺!
 ええ~?!な展開で、スンニャンの産んだ赤ちゃんは、妊娠したふりしてたタナシルリが棚ぼたでゲット!赤ちゃんを拾った尼僧たちは、口封じのために毒殺、放火して証拠隠滅!タナシルリ、バチあたりすぎ!
☆奴隷オークション
 謎の商団メバクに捕まり、奴隷市に出品されたスンニャン。現代の美術品オークションみたいな競り合いが笑えた。
☆ヘタレ皇帝
 愛するスンニャンが失踪、ヨンチョルのプレッシャーなど、ストレスで皇帝テファンは喋れなくなる。おまけに昼間っから泥酔。なんかね~テファンってイライラするわ~。いつまで経っても甘ちゃんで、イケメンな見た目以外に魅力を感じないんですよね~。
☆料理対決!
 側室選びコンテストで、側室候補たちが料理対決。くだらないとは思いつつ、出来上がった各料理はすごく美味しそうでした。

 ↑鬼女な皇太后&タナシルリですが、中の人たちは可愛い
☆ジュンスの兄?
 テファンの後ろにいつも控えている、二人の台詞なしな護衛官。背が高いほうは、元東方神起のジュンスに激似。劇中の挿入歌をジュンスが歌ってるし、もうジュンスにしか見えないのだけど。何年か前にデビューした、ジュンスの兄ちゃん?他人にしてはそっくりすぎる。
☆イケメン拷問
 メバクに潜入する護衛長。正体がバレて、拷問される。フツーの人なら死んでるだろうけど、救出された護衛長は傷跡ひとつなく何もなかったかのように、いつも通りにワン・ユに仕えてます。

☆教えて!タルタル先生
 ペガン将軍の養女として側室になるスンニャン。彼女の教育係となったタルタルは、いつしかスンニャンにとって頼もしいアドバイザーに。性格が似てるからか、なかなかウマが合っていい感じな二人。中二病のテファンより、タルタル先生のほうがスンニャンとお似合いです。

 ↑護衛長役のクォン・オジュンさんがカッコいい!ハ・ジウォン、イ・ムンシクとの3ショットは、懐かしの「チェオクの剣」同窓会
☆お恵みを~
 変装が得意なパン・シヌは、ワン・ユの新しい部下となった高麗村の元村長マンソクと共に、乞食に化けてスパイ活動。乞食っぷりが堂に入りすぎてて笑える!乞食やらせたら世界一?なムンシクおじさんです。
☆犬蠱術!
 策略家なスンニャンに歯が立たず、くやぴー!!な日々のタナシルリ。とうとう呪術に頼るところまできた。犬の悪霊でスンニャンを呪怨!化け猫じゃなくて化け犬なところが、いかにも韓国。

 ↑タナシルリ可愛い
☆スクールウォーズ?!
 烏合の衆を軍隊に鍛えるワン・ユ。鬼特訓!友情と信頼!血と涙の汗の感動!ワン・ユが山下真司に見えた…
☆タコ部屋で再会!
 朝鮮といえばの強制収容所での苦役。スパイとして潜り込んだマンソク。彼と高麗村で一緒だったイケメンくんが再登場!よかった!生きてたんだね!
☆尼僧惨殺!again
 タナシルリに殺されたはずの尼僧が生きていた!マハ王子がタナシルリの本当の子ではないことを知る彼女は、スンニャンにそれを証明すると確約した直後、また襲われて…可哀想~。スンニャンもさあ、大事な証人なんだから自分のもとで匿えよ~。
☆さよならヨンチョル一家
 栄枯盛衰…巨星ヨンチョルも、ついに。そして、娘のタナシルリも。タファンを操り、容赦なく敗北者を血祭にあげてゆくスンニャンが怖い。
 タナシルリの公開処刑は、「The Tudors」のアン・ブーリンみたいで悲痛でした。タナシルリ、確かに極悪でしたが、見た目が可愛かったし何か憎めないところもあって好きだったなあ。ヨンチョルが市中引き回しになるシーンや、タナシルリの処刑シーンもですが、民(エキストラ)が少なすぎてショボい~。

☆また悪女皇后
 新しい皇后は、ペガン将軍の姪バヤンフト。美人ですが、ハーフモデル系?タナシルリのほうが可愛くて好き。バヤンフト、こいつがまた絵に描いたような性悪女。激情型のタナシルリと違い、陰険陰湿悪女。今のところ、女子高生、OLレベルの悪さしかしてませんが。
☆拷問コント
 このドラマ、悲惨な拷問シーンが多い。主要キャラのほとんどが、拷問経験者。うぎゃー!ぐわー!と、何だかみんな楽しそう。どれだけ苦しそうに悶絶できるか競ってる感じ。次は私、俺!と、俳優たちは順番を待ってそう(笑)。
☆かまってちゃん夫
 冷たいスンニャンの気を惹こうと、影絵を催すタファン。また影絵かよ。芸がないな~。案の定、興もなげなスンニャン。それでまた不安になったり怒ったりする幼稚な構ってちゃん皇帝に、スンニャンじゃなくてもイラっとします。いくらイケメンでも、あんなにベタベタしてくる男、ウザいですよね~。
★総括
 いや~おもろすぎてBSの週一放送が待ちきれず、レンタルで一気に観てしまいました。
 チャンバラ、宮廷陰謀劇、純愛メロドラマ、ラブコメがいい配分でブレンドされてるのが楽しい。最初の頃はかなりあったラブコメ要素が、終盤にさしかかってほとんどなくなってるのは、しょーがないにしても、ちょっと寂しい。
 ヨンチョル一家とワン・ユ組が、みんないい味だしてます。面白い韓ドラは、脇役が秀逸ですよね。タンギセが特に好きです。
 だんだん恐ろしい妖婦と化してるようなスンニャンが、凄絶でスリリング。ハ・ジウォン、やっぱ素晴らしい女優。あの鋭さと貫禄、日本の同世代の女優には無理でしょうし。
 チュ・ジンモのカッコよさも神。でも、ハ・ジウォンの存在感と脇役の濃さのせいで、かなり印象が薄いのが気になる…
コメント
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