意外と社会派(予定)

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提言  107  相続税を0に

2012年03月17日 | 提言
相続税を上げるとかいう話がありますが、赤熊は下げる、どちらかと言えば廃止する方がいいと思います。
理由は面倒臭いから。
いやいや、理由はそれだけじゃないけど、相続税の役割は、

1.所得税の補完機能
2.富の集中排除機能

だそうですけど、所得税の補完機能って・・・・・・。
そこは所得税で実行しろよ!!
富の集中の排除っていうのもわからなくはないけど・・・所得税の元になるお金などはそもそも当人が稼いできたわけで、『稼ぐ』ということはその分の税金を支払っているわけです。
結局のところ、2重課税になっているのですから、そこに課税するのは・・・同義的にどうよ?と思うわけです。

だいたい相続というと会社や土地屋敷などの固定資産が主なわけですけど、会社は当主がなくなった時は著しく困っているときでしょうし、固定資産には毎年、税金を支払わなければならないわけですから、相続してもタダじゃないわけですのでそこに税金をかけるのには・・・。

もちろん現金や資産価値がある宝石や骨董品などといったものも相続しますが、この程度の小さなものならば簡単に隠してしまえますし、それをわざわざ暴くというのも・・・ねぇ?
テラ面倒臭くない?
国税庁の中にこういう査定する人がいるのでしょうけど、正直こういう人を雇い、張り付かせるのもいろいろと経費が掛かるものだと思いますね。
そもそも日本では年間1兆4000億円くらいの相続税収入があるのですが、日本では毎年100万人前後の人がなくなっているわけですので、一人当たり140万円しか取れていないのです。
・・・・・割りが合っているか疑問ですね。(もちろん多くの人は払ってないから一部の人だけ張り付かせているのでしょうけど)

これらの手間を考えたら、相続税というものを廃止したほうがいいのでは?と思うのです。
それに、これならばお金持ちの年寄りが海外流失することを阻止できます。
流失してしまえば、それこそ税収が0になるのですからそれを防ぐという意味においては効果的だと思いますね。

ただ、完全廃止するとなると1兆400億円は国家税収として小さいですけど無視できなくもないですね。
でも、これくらいならば他の税金・・・生命保険にかかる税率を少しだけ上げたり、固定資産税を少しだけ上げる・・・などの対処でどうにでもできそうです。

総合的な税収という面でも考えるべきでしょうが、相続税は基本的に廃止してもいいと思います。

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