意外と社会派(予定)

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提言  121  フィギア採点を競技にする

2018年02月24日 | 提言
フィギアスケート男子、オリンピックで羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルです。
おめでとうございます!!

そんなおめでたいことなのですが、フィギアの採点がおかしいという声が続々と出てます。

もともと不透明とか言われてましたけど、今回も中国人審判が自国の選手に有利な採点を露骨にしてますし、女子の宮原知子選手が成功してそうなジャンプを回転不足とされ大きく引かれてたりと、かなり批判されてますね。
まぁ、芸術競技である以上、避けられないものではあります。

問題はそれをどう克服するかだと思うのですけど・・・その対策が取れてるとは思えません。
もちろん、してはいるのでしょうけど不十分としか言いようがない、・・・というかできないのでしょうね。

基本的に技術に分類されるもの・・・・・回転やスピード、ジャンプ力、高さ、軸の傾き、着氷姿勢などは機械判定すればいいと思います。
最近だと赤外線を当てて即座に計測できる技術もあるそうなので可能でしょう。
実際、体操では導入しようかという動きもあるようですので、フィギアスケートも導入に向けた動きが出るでしょうね。(10年は先でしょうが・・・)

なので、問題は芸術分野・・・・・構成や振付や技の繋ぎ方とか曲の解釈とかの採点ですね。
こればっかりは機械で出すわけにもいきませんし。(良くAIを導入とか言いますけど、カラオケで100点出しても感動しないのと同じで機械に合わせて踊るなんて無駄、というか嫌、というか価値を感じません)

バレエなどと同じく採点者の好みや見るべき点が違うことによってばらつきがあるのは仕方がないにしても、1つよくわからないのは、9人の採点者いて、最高点と最低点を出した1つずつを切るということである。

もちろん、この意義は解る。
中国の採点者みたいなのを防ぐためでしょうけど、わからないのはなぜ上下1つずつなのか?ってことです。
科学の実験で9回も試行したなら普通は上下2つずつ切ります(間の5つを使う)し、ブレが大きいなら3つずつ切ることも考えるわけです。(もっと試行回数を増やすべきだとも思う)

にもかかわらず1つずつって・・・やる気あるのか?って思うレベルです。
もっと不正の余地が入らないようにすべきですね。

とはいえ、もっと楽で簡単な方法があります。

フィギアの採点そのものを競技にすればいいんじゃね?

何言っての?っていわれそうだけど、一番平均点に近い点数を出した人に10点と、次に近い人は9点・・・とかして、グループごとで決勝で審査できる人を決めればいいわけです。(とはいえ、前の大会と同じ演技をするので、平均の+1点上とか平均より外れすぎた点を付けたら-5点とか付けて審査しなければ審査員が無難な点数に置きに来て面白くないでしょうけど)

こうすれば、微妙な出来の審議とかする必要もないし、本気で審査するでしょう。
採点競技はすべてこの方式を導入すればいいと思います。
昔はオリンピックで芸術部門もあったわけですから、大丈夫でしょうし、選手の引退後も競技にかかわれるわけで意外といい方法だと思いますね。

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