意外と社会派(予定)

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提言  113  容疑者の名前と顔は公開しない

2013年02月28日 | 提言
地方のフラッシュニュースを見たときの事です。
詳細は割愛しますが、公務員が不祥事を起こし逮捕されたので、その職員を懲戒免職にした・・・と、どこかの市長が発表していた。

このニュース自体は良くある話です。(もっとも公務員の不祥事なんて全体のごくわずかなのですが・・・)
ですので、このこと自体はことさら取り上げる話ではないのですが、問題はその不祥事を起こした人物を『○○容疑者』と言っていたことだ。

容疑者・・・・・・である。

被疑者というのが正式であろうが、要は罪が確定していない人間である。

そんな人間に対して懲戒免職?
何の罪で?
裁判により罪が確定していない人間であって、現段階では罪などありませんよ。(近代法の原則である推定無罪)
だから『容疑者』なんです。 

にもかかわらず処罰する。
これは明らかに矛盾してます。

と言うことで提言。
これって、マスコミで名前がでるから企業や役所などが先んじて火の粉がかからぬよう処罰するんでしょうね。
ですが、それはやってはいけないことです。
なので、容疑者である限り、名前と顔を公表しない。

実際、フランスとかは容疑者の顔と名前でないって言いますし、少年犯罪だと名前がでなくても十分報道できてます。
最低でも、推定無罪の原則くらい守らないといけないしね。
というか、マスコミは警察や検察に誤認逮捕だとか、冤罪とか言ってるけど、こっちの方も批判しろよと思います。
まぁ、マスコミの腐れ具合は今さら指摘するほどのものではないですが・・・。

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