意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

物事の辻褄は合う?

2012年02月09日 | スタンス
世の中には辻褄というのがあっているものだと思います。

そういうのは現実の事例を出すより科学法則を思い浮かべたほうが理解しやすい。
質量保存の法則、エネルギー保存の法則、運動量保存の法則・・・。

これらは科学法則の基本ですが、要は『すべてのものは失われない』ということです。
失われているように見えて何らかの形でロスが発生しているだけで辻褄は合うということです。

世の中そういうものだよね・・・と思いつつ、ついついこの原則を忘れてしまう。

そう思ったのは、何かを比較するときに陥ることが多い。
例えば、国会議員の歳費の比較。
『日本の国会議員は諸外国よりも高い歳費をもらっている』
事実、数字だけを見ればその通りで、そのまま解釈すれば、歳費を削減する・・・という結論に達する。

でも、考えなければいけないのは前提として『辻褄が合っている』ということ。
つまり、『何故アメリカで歳費が少なくて済むか?』ということ。

これは奇妙だ。
アメリカの国会議員が日本の国会議員より少ないお金で活動できる可能性もないわけではないが、国家の規模・経済力・軍事力に相応したお金がかかるものです。
ということは、どこからか資金を得ているということです。
それは献金、特に個人献金でしょうね。

そういう仕組みがあって初めて減額できるわけです。
この場合、個人献金を推進する間接的な支援・・・税金の控除など。
誰が献金したかの補足できるシステム・・・国民番号等
そしてこの新システムがうまく機能するのか試した上で減額すべきことです。
最低でも3年・・・普通に5年~10年はかかるでしょうね。
こうしない限り、少なくとも政治家のモチベーションは下がるでしょうね。
儲からないのですから政治家のなり手・・・優秀な人物は就かなくなるでしょう。
(もっともアメリカ式になるとテレビ受けを狙う人が出てくるでてそれで問題が出るでしょうが)

どんなことでも本当はこういう辻褄があっていることを色々と考えた上で、物事を進めていかないといけないわけです。
でも、これって面倒臭いよね・・・。
いちいち調べるなり考えるなりして、それなりに時間がかかることですし
理解はしているのだけど、応用できてないのでしょうね。
でもやらないといけないことですよね。

反省しっぱなしだわ・・・・。
まぁ、赤熊だけでなく他の人もそうなのでしょうが少なくとも心がけることだけはしてた方がいいよね。
せっかく、科学法則を習ったんですから、応用しないともったいないです。

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