意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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そもそもが間違っている移民政策

2013年03月24日 | スタンス
イギリスのロンドンで白人が少なくなってるようです。

【3/18 ロンドンから、白人の英国人が大量流出―10年間で60万人】http://fxya.blog129.fc2.com/?no=7803 政権ch

・・・どうやら移民が増えて元から住んでた白人たちが脱出してるみたいですね。
まぁ、ドイツのメンケル首相も『移民政策は間違い』って公言するくらいですし、他の欧州もだいたい似たような状況で失敗してますものね。
おおよそ、移民と元からいる者との間の文化的摩擦、宗教対立、失業率、治安の悪化・暴動、生活保護と言ったセーフティネットの負担増・・・などなどの軋轢を引き起こし、それらの問題より移民に来た国と受け入れた国との間で関係が悪化まで発展しているようです。
日本でも意味を入れようという話が度々、出されますが、同様に失敗するでしょうね。

では、なぜ移民政策は失敗するのか?
でもこれを考えてもさほど意味がないと思います。
個々の要因を考えても悪感情の問題ですから。

ですので、考えるべきはこっちです
なぜ移民を入れるのか?

もちろん労働力のためです。

国が豊かになると国民のほとんどに高い教育を施せるくらいの余裕が生まれます。
しかし高い教育を受けた人間がいわゆる3K(きつい、汚い、危険)と呼ばれる職場につくことを避けるわけです。
当然ですよね。
他に選択肢があるわけですから。
そのためにそういう職場は慢性的な人手不足になるのです。
なのでそういう職業がいないので移民にさせる・・・と言っているのである。

でもちょっと待って欲しい。
実はこのことが一番の問題点なのだと思います。

需要と供給・・・欲しいものがい多ければ値段が上がり、少なければ下がる。
資本主義において、これによりモノの値段が決まるわけです。
至極当然ですね。

で、なり手がいない・・・というのは『供給が少ない』ということです。
供給が少なければ買い手(需要)側はより多くのお金を支払わなければならないのです。

本来なら介護や看護職などで言われている3Kと呼ばれる職業・・・それが仕事なのですから内容は変えらるわけにもいかないので仕方がないのですが、

汚ければ汚いほど、
きつければきついほど、
危険であれば危険であるほど、

酬われるべきなのです。

この場合、金銭・・・給料でしか酬われないので最低でもそこを良くすべきなのです。
それが正当な方法なのです。

なのに、諸外国から人間を連れてきて供給を無理やり増やして労働力を安く抑える。
赤熊はここが一番の問題だと思いますね。
安直に移民を入れるより、その職業についた人間の待遇を良くすべきですね。(外国人かどうかなど問わずにです)

要するに、なり手がいないのではなく薄給でこき使える人間がいないだけですよね・・・。
現代の奴隷売買って感じがしますね。

2012.03.25  補記・訂正

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