意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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忍術と靖国参拝問題と交渉術と

2010年10月13日 | スタンス
忍術に五車(ごしゃ)の術というものがあります。
忍術といっても、火を噴いたりするものではなく、忍者が使う交渉術のことです。
簡単に説明すると、人の五つの感情、「喜・怒・哀・楽・恐怖」を利用する術で、

喜車の術・・・おだてて喜ばせること。

怒車の術・・・怒らせ、平常心を失わせること。

哀車の術・・・同情をさそうこと。泣き落とし。

楽車の術・・・楽しませること。

恐車の術・・・怖がらせ脅すこと。

の5つの交渉術のことです。
交渉術というより、会話術の分類・考え方の基本といった方が正確ですね。
相手をおだてたりして口車に乗せれば、交渉ごとや情報収集が上手くいくでしょうし、怒らせたり、脅したり、恐怖心を植えつけ、平常心を無くさせれば隙も生まれるものです。
まぁ、『闇に生き、闇に死す』忍者のことなので、本当に使っていたかどうかはわかりませんが。

さて、ここからが本題。
別に忍術解説をしたかったわけではありません。

靖国神社の参拝問題で、中国韓国が、なぜか、猛反発します。
忍術的に言えば、『恐車の術』です。
まぁ、こんなことを意識的にやっているわけではなく、感情的・反射的にやっているだけでしょうけど。

でもこれは裏を返せば、日本側がボタン1つで、この両国をコントロールできるってことです。
『怒車の術』ってわけです。
冷静さを失わせれば、焦り、いらだち、失敗します。
そういう風に導き、相手がつまずいた所を掻っ攫えばいいだけです。

特に、こういう宗教的・文化的なもの場合、どちらが正義などないので、国際的に広がらないので、活用の余地は十分にあるのです。

こんな国際問題に使うだけではなく、日常生活でもこういう交渉術があるということを知っておけば、比較的に冷静に対処できるものです。
人が怒鳴るというのは、怯えさせ、自分の言い分を通そうとしているだけに過ぎません。
知っているからといって、手玉に取ることは難しいですが、怯える必要が全くなくなるものです。
先ずは冷静になって、相手の狙いを読みとる・・・というのが出し抜くポイント・活路だと思いますね。

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2 コメント

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Unknown (とある日本人)
2010-10-13 13:06:39
赤熊さん、お久しぶりです。
忍者の件は初めて知りましたが、忍者は極めて器用で賢い存在なんですね。
今の日本に必要なのは忍者のような存在なのかもしれません。

おっしゃるとおり、危機は機会でもあるように巧みに術を駆使して有利にことをすすめることが求められていますがそれが望める状況でないことが大変残念に思えます。

ただ、これは私個人の考えなのですが靖国は一番政治の遠きに置いてほしいのです。日本の礎となられた方々が政治に取り沙汰されるたびに悲しい気持ちになります・・・。
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管理人 (赤熊)
2010-10-14 00:53:36
とある日本人さん、こんにちは。

忍者は相手の懐に入ってから活動するので、命かかってますからね・・・。
その情報1つで、国の命運が変わってくるのですから、忍者の質も高かったんでしょうね。

靖国に関しては赤熊もそう思います。
宗教的な話にもなりますので、なるべく政治は関わらない方がいいとは思いますが、こちら側がしようとしなくても、あちらがしてくるので避けては通れないと思います。
これ以上、争点にしないためにも、相手側に触れたら大火傷することを身を持って知らしめる必要があると思いますね。
逆にそれをやっていないから、赤熊はいつまでも、続くのだとも思ってます。
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