●カザフスタンを訪問中のプーチン大統領は、ロシアはエネ
ルギー分野においてカザフスタンと、協力を拡大していく
関心があることを明らかにした。
●日本の額賀防衛庁長官は、モスクワを公式訪問している。
イタルタス通信によると、ロシア国防省を公式訪問する中
で、イワノフ国防相との会談が予定されているほか、安全
保障会議イワノフ書記との会談も実現される可能性がある。
今回の訪問では両国の軍事分野の現在の状況と、今後の
協力の展望に付いて話し合われると共に、両国が共同救
助作業や陸海空軍の軍事演習を共同で行う可能性に付い
て意見交換されるものの、軍事技術協力の問題に付いて
は、検討されることはないだろうとの見方を示している。
さらにイタルタス通信はイワノフ国防相と額賀防衛庁長官
はこの他、イラク、イラン、アフガニスタン、朝鮮半島といっ
た国際的、地域的安全保障問題に付いて話し合いを行う
だろうと伝えている。
また昨年8月にカムチャッカ半島沿岸で起きた、ロシア水
底艇の事故の際、海上自衛隊は救助活動に大きく貢献し
たとして、イワノフ国防相は救助艦艇の指揮官を務めた、
木ノ下一等海佐に勲章を授与することになっている。
●アメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルに掲載された
論文の中で、ロシアのイワノフ国防相は軍事力が行使され
るのは、他のあらゆる可能性が必要にせませられた場合の
みに、限られるべきとの見かたを示している。
●アメリカ国民52%が、イラク戦争を開始するべきではなかった
と考え、また75%が近い将来、イラクには安定した政権が誕生
することはないだろうと考えていることが、CNNとUSA-TODAY
新聞からの依頼で行われた世論調査の結果明らかになった。
●国際人権擁護団体は、キューバにあるアメリカのグアンダナモ
刑務所に付いて、受刑者の人権が損なわれているBLACK ZONE
だとの声明を表している。この声明は同刑務所創立40年に寄せ
て出された。
現在この刑務所には告訴されない状態で、37カ国から約500人
の受刑者が服役している。
●ドイツ、フランス、イギリスの3カ国はベルリンで緊急会議を開き、
イランの核問題を、国連理安保理に付託する問題を協議している。
この話し合いの結果を携えて、ドイツのメルケル首相は金曜日に
アメリカを訪問した後、来週にはモスクワを訪れ、ロシアのプーチ
ン大統領との会談を行う予定。
●グルジアの法廷は、グルジアとアメリカの両国大統領の暗殺未遂
で罪に問われていた、グルジア人被告に対し終身刑を言い渡した。
またグルジア人の警察官殺害及び、その他一連の違法行為に対し
ても有罪判決を受けている。
同被告は2005年5月10日、アメリカのブッシュ大統領と、グルジア
のサアカシュヴィリ大統領の居る演壇の方向へ、手榴弾を投げ込ん
だが爆発しなかった。
●モスクワのユダヤ教街道で信者たちが、スキンヘッドの若者に襲わ
れた事件を受け、ロシア外務省はロシア社会はこの事件を、断固と
して非難する声明を表した。
●ロシアはエネルギー原料の輸送量を増やす意向。