MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

90歳の畑仕事

2021-06-13 23:47:23 | スーパーばあちゃん

ばあちゃんがジャガイモを掘ると言うので、かごを車に積み、

農園まで送って行きました。

道具は使わない?と聞くと、手で掘るとのこと。

何十年もそうやって来たんだな、たくましい手です。

かごを下ろし、私は家の近くの斜面の草刈りをするからね、

そう言って、家に帰って来てから撮った写真です。

農園の土手をイノシシに掘られないように植えたガクアジサイが、

かなり咲き始めました。

ばあちゃん芋ほり機が始動し、脚の間に掘った芋が見えます。

 9:30

今年はジャガイモの土寄せを頼まれたのでやりましたが、

それ以外は手を出さないようにしています。

一人で自由にやり切る達成感、満足感を私も知っているので、

私の仕事は運び屋というところでしょうか。

自分の作業をしながら時々様子を見ていて、昼が近づいた時、

午前中はここまでだなと判断しました。

 11:54

2時間半、多分休みも取らずに掘り続け、ジャガイモの木もまとめてあります。

軽トラで迎えに行き、昼食。

午後は掘ったジャガイモをかごに入れる仕事を、一人でやっていました。

この一週間のばあちゃんの復活は、まさに驚異的でした。

今までは車の乗り降りに台を使っていたのが、使わずに乗り降り出来るようになり、

歩行器→2本の杖らしき物→1本の棒→棒無しでも歩けるという現状です。

筋痛症の診断で5年半通い続けた医者には、白内障の手術をする医者はいない、

歩けなくなるのは年齢的なことで自然だから、施設の利用も考える時期かも、

そう言われましたが、あきらめなくて良かったと痛感する日々です。

やれるだけの事はやった、自分でそう思えるところまでは頑張り続け、

そこで思うような結果が出なかったら、私はすっぱりあきらめます。

何より、ばあちゃん自身の「畑で仕事をしたい。歩きたい。」と言う意志、

それがこの復活の原動力であることは、確かです。

目が見えるようになったことも、復活を後押しする大きな力だと思います。

簡単にあきらめないけど、あきらめも肝心、私の気持ちです。

コメント
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