「天に座する者は笑い、主は彼らをあざけられるであろう。
そして主は憤りをもって彼らに語り、
激しい怒りをもって彼らを恐れ惑わせて言われる、」
詩篇 2扁 4~5扁
ここには、神のユーモアがあります。私たちが天からの余裕が与えられているのは、ここにあります。
私たちはキリストにあって、天につなげられている者たちです。
ですから、地上で起こっていることを見れば息苦しくなるのですが、天の御座におられる方の視点で眺めれば、
滑稽にさえ思える姿であると認めることができ、物ともしない、動じないのです。
ここから私たちは、心の余裕が生まれるのです。たとえ世が騒々しくなっても、
神が王であり、すべてを仕切っておられるのです。
全知全能の神に対して、核ミサイルであろうがその他の大量破壊兵器であろうが、まったく無力です。
その光景はあまりにも滑稽です。主は、世界の軍隊をご自分の口から出てくる言葉一つ一つで、ことごとく滅ぼされます。
イスラエルの地は、死体の山となり、血に満ち溢れます。反キリストは、燃える火と硫黄の池に投げ込まれます。
神を無視して動く人減の姿を、神は笑い、あざけられ、怒っておられるとこの詩篇では語られています。
やがてやってくる地震で地が裂けるとき、すべての王も国民も、その裂け目に吸い込まれます。全世界が氷で閉ざされ、
やがてその氷が解けるとき、この人類はどうなるのでしょうか。
いま世界中の学者、文学者、預言者、占い師が言っていること、描いていることは、
みんな、神のみ前の人間の無力さにほかなりません。神が人類の歴史にピリオドを打たれるのです。
私たちは、神こそ、天上で人類の歴史を支配していることを悟るべきです。
神は、笑い、あざけり、怒るだけの神ではありのせん。聖書が私たちに告げるメッセージは、
神は愛であり、この混乱した人類を救う救い主です。そのメッセージは、預言者を通し、
多くの部分に分けられ、いろいろな方法で語られました。
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