森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

オキザリス

2006年04月12日 | Weblog
かたばみ(酢漿草)科のオキザリスです。
葉っぱはカタバミにそっくりです。
大きい黄色い花です。
よく庭先に植えてあります。
黄色が道端に映えます。
クローバーの葉っぱにも似ています。
みんな、仲間なんでしょう。

かたばみの 拡大画像 オキザリス(遊仙)

園芸種も先祖が現れています。
お里は隠せません。
オキザリスの葉

オキザリスの花
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わさび

2006年04月10日 | Weblog
アブラナ科の山葵(わさび)です。
2006.4.7逗子市にて。
花弁が4枚の白い十字の花です。
香辛料が含まれていますので
昆虫などの食害から身を守っています。
しかし、人はこれを好んで食べます。
冷涼な気候と清冽な水を好みますので、
長野県では平地でも見られるそうです。

人は食(は)む 虫の嫌いな 山葵かな(遊仙)

人ほど雑食性の烈しい生き物はいないようです。
なんでも食べてしまいます。
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かりん

2006年04月10日 | Weblog
バラ科の花梨(かりん)です。
(2005.11名古屋城公園にて)
薄皮が剥(む)けたような木肌に特徴があります。
実は果実酒に用いられます。
喉の薬でのどあめに使われています。
中国で

杏一益 梨二益 花梨百益
(あんずひとえき、なしふたえき、かりんひゃくえき) 

と言われているそうです。
赤い花を見ますとやはりバラ科なんだ
と思います。

かりんの花(2006.4.5)

花梨の赤い花(田越川の辺)


コメント (2)
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蜆花

2006年04月09日 | Weblog
ばら科のしじみばな(蜆花)です。
中国原産だそうです。
花の形が蜆の中身に似ているとか、
中国では花の中央にへこみがあるので、
「笑靨(しょうよう)」というそうです。
笑窪(えくぼ)のことです。
枝に一杯咲いているさまは、小さな八重桜の
ようです。

春光の えくぼのごとき しじみ花(遊仙)

春の日に白いバラのように輝いている花です。

しじみばな(鎌倉市小町通2006.4.6)

しじみばなの葉
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ルピナス

2006年04月08日 | Weblog
豆科のルピナスです。
日本名は、「昇り藤」といいます。
藤のように花が垂れ下がらずに
逆に昇って行きます。
ピンク、紫色の小花が沢山つきます。
今4月が花の旬です。

ルピナスの 光かがやく くびかざり(遊仙)

沢山の花が集まって、さながら、
宝石の首飾りのようです。
きんぎょそうにも似ています。
むらさき色のルピナス

ピンクのルピナス

ルピナス(団扇状の葉っぱにも特徴があります。)


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べにばな常盤万作

2006年04月07日 | Weblog
万作科の紅花常盤万作(ぶにばなときわまんさく)
です。あかばな常盤万作ともいいます。
葉っぱがまるっこいのが普通の万作とは違います。
花びらは、万作と同じです。
第一運動公園の近所でみました。
鎌倉市二階堂の交番にもありました。(2006.4.6)

まるい葉の ときわまんさく いま盛り(遊仙)

万作の葉は、もっと大きくて広い卵型をしています。

丸い葉のときわまんさく

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いらくさ

2006年04月07日 | Weblog
神武寺の裏参道の鬱蒼と茂ったシダの間にはえていました。
「やぶまお」、「からむし」、「らていたそう」などと「似たもの同士」の
「イラクサ」です。
名前の通り、棘がありいらいらさせます。
茎のところに鋭い棘があります。

草も木も 美し過ぎて 棘がある(遊仙)

棘のある草木は、印象が深いです。
なかなか、わすれさせてくれません。
いらくさ(2005年12月の神武寺)

いらくさの棘(神武寺)

いらくさのとげ(猿島2006.4.3)

いらくさ(猿島2006.4.3)
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しろやまぶき

2006年04月05日 | Weblog
バラ科の白山吹(しろやまぶき)です。
黄色い「やまぶき」と親戚です。
冬には黒い4個の実をつけます。(2006.3.8)
2006年4月4日白い花が咲きました。
田越川の近くにありました。
4っつの大きな黒い実が特徴的です。

図鑑を眺めていて、「ねずみもち」の実の
ような黒い実の写真から名前を
同定することができました。

やまぶきの 白花咲きて 黒実あり(遊仙)

白い花が咲いても、黒い実は未だ枝に
しっかりついています。
「しろやまぶき」の実(2006.3.8)





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はまくさぎ

2006年04月05日 | Weblog
クマツヅラ科の浜臭木(はまくさぎ)です。
沿海地に植生し、10m位になる落葉低木です。
横須賀市猿島(2006.4.3)でみつけました。
葉は対生で、全縁、卵形です。
葉脈の形に特徴があります。
果実は紫黒色です。
珍しい樹です。
近畿以西に自生しているようです。
猿島は縄文時代から人の住んでいた東京湾唯一の自然島です。
縦横約200m×約400mの島です。
「はまくさぎ」は誰かが持ってきたのでしょう。
埋め立てをしない東京湾には、自然島もいくつかあったそうです。

はまくさぎ 猿の島へと 流れよる(遊仙)

おさるさんも生息していたようです。
あのペリー提督がこの島に「ペリーアイランド」
と命名したという伝えがあります。
「はまくさぎ」の花芽

「はまくさぎ」の新芽
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はなかいどう

2006年04月04日 | Weblog
バラ科リンゴ属の「はなかいどう」
単に「かいどう」とも言います。
「花海棠」と書きます。逗子市の神社の境内の
植木市にて(2006.4.1)
春の代表的な花で、庭先によく植えられています。
春爛漫という雰囲気です。
最初は、桜の一種かなと思っていました。
「実海棠」というのもあります。
赤いつぼみが垂れ下がり、下向きに咲きます。
ピンク色の花が目を惹きます。
艶麗(えんれい)な花の色です。
中国では、美人の形容詞に使われ、
「垂絲海棠」と書くそうです。
やはり、花が垂れ下がるところが特徴です。

ひたむきに 下向きに咲く はなかいどう(遊仙)

辺(あた)りの空気を弥(いや)が上に
和(なご)ませる「ほんのり」とした姿です。
弥とは「ますます」という意味だそうです。

「かいどう」(2006.4.1)

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