森林

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シロウリガイの化石

2014年11月02日 | Weblog

1986年に発見された池子層(440万年―280万年前)のオトヒメハマグリ科のシロウリガイの化石です。水深1000mの冷水湧出帯に生息する二枚貝です。冷水湧出帯のメタンから硫酸塩還元菌(硫黄菌)が硫化水素を作り、シロウリガイは硫化水素を摂取します。化学合成細菌が硫化水素からシロウリガイを構成する有機物を合成します。これを化学合成生物群集と言います。普通の二枚貝はプランクトンを摂取します。池子神明神社で撮りました。この化石は440万年前の化石で50万年前に隆起したそうです。鎌倉の天園、千葉県の房総半島の千倉の海岸でも化石が見つかります。

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