こぶしの実

冬に真っ白な花をつける「こぶしの実」です。
実の形が「にぎりこぶし」の形に似ているので「こぶし」といいます。
熟しますと真っ赤になります。
一個一個の実を引っ張ると白い糸のようなものがついています。
この糸に実がぶら下がります。
赤い色の実が好きな鳥に食べられて遠くへ運ばれて繁殖の範囲を広げます。
鳥による実の撒布型です。

秋こぶし　赤い木の実の　花が咲く（遊仙）