森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

フユノハナワラビ、アカハナワラビ、オオハナワラビ

2010年11月04日 | Weblog
ハナヤスリ科ハナワラビ属の3種類のハナワラビを紹介します。偶然に丸火自然公園で出会いました。羊歯のような葉が栄養葉で黄色い胞子のついているのは胞子葉といいます。
最初は、フユノハナワラビです。栄養葉の小羽片の先端が鈍頭です。栄養葉が地面の近くについています。



栄養葉が赤っぽいのを「アカハナワラビ」といいます。栄養葉の形をみるとフユノハナワラビに近い種類です。


最後は「オオハナワラビ」です。近所の野山で普通に見られる種類です。
栄養葉が地面から離れたところにつきます。栄養葉の小羽片の先端が鋭頭です。全体的にも大きく尖っています。

一度にこの3種類の「ハナワラビ」に出会ったのは始めてです。

ウイリアム ブレイク(1757-1827)の有名な詩を紹介しましょう。

「一粒の砂に世界を見、一輪の野の花に天国を見る、君の手のひらに無限をつかみ 一刻の中に永遠を感じる」

日常なにげなく見ている森羅万象に、この宇宙がちゃんと凝縮されているのです。まどみちおさん、金子みすずさんの詩の世界にも通じるものがあります。


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