タマムシ科の「ウバタマムシ」です。弱った松などに見られます。背中に黄色い筋があります。これも美しいタマムシです。真鶴半島の枯れた松の切り株で撮りました。美しい自然が残っています。この昆虫が生息していると言うことはこの昆虫の食べ物が豊富にあり、一匹だけでなく子孫を継続して残して行ける環境があるということです。46億年の命の連鎖を現在目の当たりにしていると言うことです。これは、ひょっとすると奇跡かも知れません。
7月の ウバタマムシの 森の中(遊仙)
森林は地球上の生命体の食料を生産する生産者です。生命体である動物は消費者です。人間も確実にこの動物の一部です。生産者と消費者のバランスが保たれていることが重要です。そのためには海や森の生態系を大切にしなければなりません。今、「ウバタマムシ」の生息する平和な森が息づいています。昆虫の一匹一匹もこの自然界のバランスをとっているかけがえのない存在です。もちろん我々もかけがえのない存在です。