まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

心に染み入る「嵐山花灯路」②宝厳院特別拝観

2006年12月20日 | 京都市右京区

今年で、2回目を迎える「嵐山花灯路(あらしやまはなとうろ)」。12月9日(土)から18日(月)まで開催されていました。最終日の昨日(18日)、出かけることができました。5時過ぎに嵐山に到着して、渡月橋を渡り、中之島公園や山裾のライトアップを見学しました。前のブログ参照。

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その後、中ノ島公園から、渡月橋を渡り、特別拝観の「宝厳院(ほうごんいん)」へ。天龍寺の塔頭寺院で、嵐山を借景とした広大な敷地の回遊式庭園が見事です。

拝観料(大人600円・小中学生300円)を払って中に入ると、すぐに美しい景色が目の前に見えました。

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12月の中旬なのに、まだ紅葉が残っていました。この庭園は室町時代に作庭された名園で、嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園です。私は、この寺院を訪ねたのはこれが初めてですが、さぞや昼間も綺麗なことでしょうね。

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そういえば、入り口で、係りのおじさんがまじくんに「お庭にね、大きなライオンがいるよ。」と教えてくれましたが、これがそのライオンこと「獅子岩」です。

Dsc01554_2 「獅子吼・・・獅子が吼える」とは、「仏が説法する」の意味を持ち、この庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聞くことによって人生の心理、正道を肌で感じることができ、心が癒されるそうです。

庭園には、「獅子岩」のほかにも「碧岩」や「響岩」といった巨岩が配置されています。また、回遊路の途中には、「破岩の松」といって、巨岩の中から伸びている松の木もあり、まっすぐ伸びている姿に背筋が伸びる想いがします。

美しい庭園のあちこちには、灯篭もあります。こちらは、おいしいようかんのようですが、丸いお盆の水に浮かんだ紅葉を下から光が照らしています。最初水に浮かんでるとはわからず、まじくんが手を伸ばしたら・・・手袋がぬれてしまいました。(^^;)

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家の形をしたライトです。放たれた光が、なんともいえずいい味を出してます。ライトの前で、はいポーズ!寒さも吹っ飛ぶ「花灯路」の夜でした。

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この冬、素敵なクリスマスイルミネーションも見ましたが、花灯路はまた違った雰囲気です。私風にいえば、クリスマスのイルミネーションが、ふわーっと粉砂糖をかけられた気分なら、花灯路は、じゅわーっと蜜が染み入る感じです。わかるかな?(^m^)

花灯路公式サイト http://www.hanatouro.jp/


2 コメント

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灯篭・・・日本人だからでしょうか?? (ユッコ)
2006-12-21 21:19:51
いいもんですよね・・・(^^)こんな私でも落ち着きます。
ようかん・・・いつしかの万華鏡を思い出しました。
とってもキレイ!!
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ユッコさんへ (まじくんママ)
2006-12-21 21:47:55
確かに万華鏡のようにも見えるかも。ようかんに見えたのはお腹が空いてたからかな?
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