まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

祇園祭のお菓子:三條若狭屋「祇園ちご餅」限定パッケージ

2014年07月02日 | グルメ・お土産

7月、いよいよ「祇園祭」がはじまりました!祇園祭は1ヶ月にわたる祭で「山鉾巡行」はよく知られていますが、他にもたくさんの神事が行われています。なお、今年の山鉾巡行では49年ぶりに後祭(あとまつり)が復活し、150年ぶりに大船鉾が復帰します。祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行

Dsc_2924_2昨日は「お千度(おせんど)」という、町内一同が稚児を伴って参拝し無事を祈る儀式が行われていました。今日は「くじ取り式」で、山鉾巡行の順位を決めるため、山鉾町の代表者が集まり、京都市長の立ち会いのもとくじを取ります。今年の一番くじは「占出山」さんです。占出山さんといえば・・・昨年、水引が新調されましたね~。【前ぶろぐ

今の季節は、京都の商店街には祇園祭の提灯が飾られ「コンチキチン~♪」と、祇園囃子が流れています。出かけたついでに祇園祭のお菓子を買ってきました。三條若狭屋さんの山鉾をかたどったパッケージ入りのお菓子です。パッケージ(紙製)の中に、祇園ちご餅(388円)と京絹巻(388円)が入って1,036円です。高島屋さんの地下売り場では、中身はちご餅2つでもOKですとの事でした。

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祇園ちご餅は、かつて、稚児が社参(御位貰いの儀)の際に八坂神社の茶屋で稚児に振る舞われていた味噌だれをつけた餅を、大正時代に再現したものだそうです。甘く炊いた白味噌が求肥で包まれ竹串に刺してあります。粽の形のパッケージに短冊が飾られ見た目も楽しいです。(3本入り、日持ち7日間、388円) 京絹巻は、くるっと巻いたごませんべいの中に砂糖が入っています。ゴマの香りが香ばしいお菓子です。(12本入り・約7㎝・日持ち2ヶ月ほど?388円) *ちょっと固めなので歯の弱い方はお気をつけて。

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祇園ちご餅も京絹巻も1年中販売していますが、山鉾のパッケージは今の季節限定です。屋根までは牛乳パックほどの高さがありますので、飾っておいても見栄えがします。細部まできれいにプリントされていて、店名は見送り部分のみに入っています。

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三條若狭屋さんは、明治26年(1893)、本家若狭屋さんより別家したお店です。なお、本家若狭屋さんは文化年間より約百五十年という長きに渡って続い た老舗ですが、先の戦争(応仁の乱?いえ第二次世界大戦でしょう)から立ち直ることが出来ずに残念ながら廃業されています。

三條若狭屋 http://www.wakasaya.jp/



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