まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉「将軍塚青龍殿」へ行ってきました。(1)(16/12/5)

2016年12月05日 | 京都市山科区

今日は朝から将軍塚青龍殿へ行ってきました。青龍殿(せいりゅうでん)は、平成26年の10月、東山山頂に建立された青蓮院の大護摩堂です。将軍塚は、桓武天皇が都を定める際に和気清麻呂を伴いこの地に上り、京都を都にすると決め、将軍の像に甲冑を着せて埋め都の安泰を祈った地と伝えられています。(下写真の手前の茶色い部分)

青龍殿は、もともと大正天皇の即位を記念して北野天満宮前に建立された「大日本武徳会京都支部武徳殿」で、戦後は警察の柔道剣道の道場となり、平成10年には閉鎖解体されましたが、その後、青蓮院が歴史的文化遺産の継承のために東山山頂に「青龍殿」として移築再建したものです。北野天満宮前の跡地は門前ツアーの時にご紹介しています。【前ぶろぐ

 

青龍殿の奥殿には、国宝の「青不動」が安置されています。(手前に模写がお祀りしてあります)青不動は、国家の安泰や皇室の安寧を祈願することが目的で、絵仏師によって精魂こめて描かれました。絹本の縦2メートルの大きな絵です。当初は朝廷の中で祀られていましたが、平安時代末期に、皇室との縁が深かった青蓮院に下賜されたものです。以前、青蓮院での御開帳の際にご紹介しています。【前ぶろぐ

 

建物に入らずに横から 奥へ抜けると・・・大舞台です。木造の舞台で延面積1046平方メートルあり清水の舞台の4.6倍の広さです。

 

現在、舞台には吉岡徳仁氏デザインの「ガラスの茶室 光庵」が展示されています。(永久展示ではなく期間限定です。終了時は未定・終了3ヶ月前に告知予定)茶室のそばにあるガラスのベンチ「Water Block」はアメリカ大使館公邸にも設置されています。

ガラスのベンチに座ってもいいのでしょうけど、今朝は昨日からの雨で水滴がたくさん残っていました。水滴が光に輝いて、とてもきれいだったので、そのまま座らずに眺めました。今日は、ぽかぽかの良い天気だったので、午後には乾いて座れたかも?

 

大舞台からは、京都市内を一望できます。*ちなみに、青龍殿は、平安神宮の参道から見上げると見えます。【前ぶろぐ】でご紹介しています。

近くに見えるのは、金戒光明寺の文殊堂 【前ぶろぐ】、紅葉がまだまだきれいなのは吉田山です。吉田山は節分会の吉田神社【前ぶろぐ】、茂庵前ぶろぐ】などをご紹介しています。

 

この後は周辺の紅葉をご紹介します。まだまだ十分楽しめます。次のぶろぐにて。

将軍塚青龍殿 http://www.shogunzuka.com/

拝観料:500円 拝観所要時間:40分~ 交通アクセス:京阪バスは土日祝、11月、GWなどに運行しています。それ以外はマイカー(駐車場無料)、もしくは、タクシー利用です。(料金の目安:蹴上から800~1,000円ぐらい、青蓮院から1,300~1,500円ぐらい)詳細はサイトにて。



コメントを投稿