まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

大阪造幣局桜の通り抜けへ行ってきました!(2016/4/11)

2016年04月12日 | 大阪・兵庫

明後日(14日)まで「大阪造幣局の桜の通り抜け」が行われています。造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。今年は4月8日(金)から14日(木)の開催です。先週では見頃の花が少ないかな?と思い、昨日ようやく出かけました。ほとんどが八重桜なのでソメイヨシノの見頃が終了したころから開花します。

通り抜けは一方通行、造幣局の南門から入ります。 もともと桜の名所として名高かったこの地を、明治16年、局員だけの花見ではもったいないと、一般開放したのが始まりです。今年の桜は、133品種、349本です。今年、今まで調査中だった桜が「類嵐(たぐいあらし)」という品種だったと判明しました。東京の荒川堤にあった桜で、白の一重、5弁の桜です。大きな花でした。

 

毎年「今年の花」が決められています。今年は「牡丹」です。大島桜系の里桜で、花はふっくらとした牡丹の花を思わすような淡紅色の優雅な大輪で花弁数は15枚ほどです。入り口から入って左手奥あたりの貨幣セット販売ブースあたりで、係の方がパンフレットを配っておられますので、そこに書いてる植樹図を参考に探すとよいです。牡丹は3本あります。

予想通り、ちょうどよい時期に訪ねたように思います。ほとんどの花がそろそろ満開でとてもきれいでした。昨日は花冷え・・・寒い一日でした。でもその分、花のもちがよくなるので、公開最終日(14日(木))まで十分楽しめそうです。ただし、木曜日の大阪は雨の予報です。

黄色いのはウコン桜です。うこんの根の色に似ていることから名づけられました。江戸時代に京都の知恩院に植えられていたといわれます。京都では東寺の近くの六孫王神社がうこん桜の名所です。【前ぶろぐ

珍しい花がいっぱいあります。上を向いて咲く「天の川」です。樹形がほうきを逆さまにしたような形なのであまりぱっとしない感じ(失礼)でしたが、年々大きくなってきたので華やかさが増してきました。2枚目のは「滝香(たきかおり)です。

通り抜け内で一番多くある(66本)濃いピンク色の「関山(かんざん)」は、今から咲き始めるものもたくさんありました。黄色い「御衣黄(ぎょいこう)」は満開でした。開花とともに花弁の中心が紅色になります。

通り抜けの中ほどには、造幣博物館があります。通り抜け期間中はお休みです。

先日、原谷苑の後に訪ねた【前ぶろぐ】京都の平野神社の固有種もあります。平野妹背、平野撫子です。平野神社の木よりも大きいです。

独立行政法人 造幣局 http://www.mint.go.jp/index.html 見学無料です。通り抜けるのにかかる時間は人出にもよりますが30分~です。危険防止のため通行時の日傘使用は禁止されています。日差しが気になる方は帽子を着用してください。ベビーカーは混雑時は危険です。飲食、ペット連れ、三脚、自撮棒NG。

2016年は4月8日(金)~14(木)まで公開です。平日10~21時 土日9~21時

過去の様子は前ぶろぐは【15/4/12】【14/4/11】【12/4/16】【11/04/17】【10/04/14】【09/04/15】【08/04/16】にて。



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