まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

まいまい京都「伏見稲荷できのこる」に参加しました。

2012年07月30日 | 京都市伏見区

一昨日、まいまい京都さんのきのこライターと、夏の伏見稲荷をきのこる!~真っ赤なきのこ、火炎茸を探して~に、まじくんと参加しました。まいまい京都とは、京都の店主、主婦、学生、占い師、職人さん・・・などバラエティに富んだガイドさんといっしょに、京都をまいまい(京都弁:うろうろ)する「京都のまち歩き」ツアーです。

JR稲荷駅前に集合。今日のガイドさんは、きのこライターの堀博美さんです。前回参加した「京都御苑のきのこるツアー」と同じガイドさんです。 まずは、本殿に「火炎茸に出会えますように・・・」と、お願いしました。*参拝時は帽子は脱ぎましょう。

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そして、いよいよ出発~。参道を少しはずれて、キノコを探しながら奥社を目指します最初はなかなか見つからないキノコも、一つ二つ見つけはじめると、どんどん見つかります。藪の中でも、落ち葉の中でも、ピカーッとキノコが見えちゃう・・・みんな、だんだん「きのこ目」になってきます。(^^)

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きのこの種類は世界中では1万種類とも2万種類、日本には4千から5千種類のきのこが存在すると言われていますが、そのうち名前がついているものは、1500種くらいだそうです。もしかして、見つけた中には名前もついていない新種もあったりして~(^m^;)

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原則として採取NGですが、観察のために少しだけ・・・茶色い丸いキノコを半分に割ると、中からつぶつぶが出てくるもの、傘の下が網のように細かいもの・・・いろんなものがあります。

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キノコを見つけるたびに、ガイドさんの解説を聞きながらゆっくり進み、やがて奥社に到着です。いつもなら「おもかる石」を試したり、キツネの絵馬【前ぶろぐ】を書いたりするんですが・・・今回は目もくれず、再びキノコを探してさらに奥へと参ります。

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参加者全員、すでに、しっかり「きのこ目」になっているからか、不思議なくらいキノコがたくさん見つかります。こんなにあるんですね~。

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思わず「すごっ~」「きれい!」と声を上げたくなるものも・・・\(^0^)/

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またまた参道でなく鳥居の脇を歩き、しばらく行くと・・・「毒性の強いキノコ注意」の案内板発見!この毒性の強いキノコこそが、今回目指す「火炎茸(カエンダケ)」なのです。火炎茸は、とても珍しいキノコで、以前は食毒も明らかではなかったものの、ある時、旅館に飾ってあった火炎茸をお酒に浸して飲んだ人が亡くなってから、猛毒キノコだという事が広く知られるようになったそうです。普通の毒キノコなら触る程度は問題ありませんが、火炎茸は汁が手につくと炎症を起こしたりかぶれたりする史上最強の猛毒キノコだそうです。((((@Д@;))))

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近年、ナラ枯れ(広葉樹枯れ)が広がると共に火炎茸の目撃情報も増えてきたそうで、ナラ枯れの後に火炎茸が生えることがよくあるそうです。(因果関係は今だ不明)ちなみに、ナラ枯れは、カシノナガキクイムシという虫が背中にナラ菌をつけて木に穴をあけ、その木を枯らしてしまうことから起こります。

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この日は、結局は火炎茸が見つかりませんでした。異常気象のため繁殖期が変動していることと、駆除のために山の管理が行われていることなどが理由なのかもしれません。まぁ、史上最強の猛毒キノコですから・・・見つからなくて正解だったのかも?なお、火炎茸はその名の通り、火のような赤い色のキノコです。(左上写真のような色:このきのこは火炎茸ではないです)形はニョキッとした感じです。(右上写真はガイドさん所蔵の伏見稲荷採取した標本です)まじくんの絵日記もご参考まで。

まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/  

以前、まいまいさんのツアー、京都銭湯部と行く長者湯【前ぶろぐ】、北野界隈天神さんの門前でマイ弁当【前ぶろぐ】、御用達連なる西本願寺門前へ【前ぶろぐ】、京都銭湯部と行くモザイクタイルの美術館【前ぶろぐ】、春の京都御苑できのこる【前ぶろぐ】、着物で佛光寺周辺街歩き【前ぶろぐ】、御所御用達店で買物&料理【前ぶろぐ】に参加しています。まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて

【おまけ】ツアー終了後、参加者有志で門前の「祢さめ家」さんでランチを頂きました。ここは、古くは太閤秀吉さんが、最近は、ヨン様も訪ねたお店です。ヨン様が食べたのは「うな丼」だそうです。

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以前、初詣の際にスズメの丸焼きを頂いています。【前ぶろぐ】

*火炎茸を探すのが目的なので、今回は奥社の少し先まででしたが、伏見稲荷大社の奥社のさらに奥「一ノ峯」まではまだまだあります。以前詳しくご紹介しています。【前ぶろぐ】ぜひ、機会があれば一ノ峯まで出かけましょう。