まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(3)

2008年03月18日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。1日目の様子は、前のブログでどうぞ。

2日目は、宿を出発して、まずは、燕市にある洋食器センター「キタロー」へ行きました。ちなみに「キタロー」とは、新潟弁で「来たぞー!」という意味だそうです。

燕市の洋食器は、江戸時代の初期に農村の副業として和釘の製造技術を取り入れたときから始まったといわれています。 その後ヤスリ、煙管(キセル)、鎚起銅器などを製造、大正時代になり、この金属加工技術を生かし、現在の金属洋食器工業が生まれました。現在は、全国の生産額の95%を占め、世界各国に輸出される一大産地に成長しています。

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キタローでは、オリジナルのドラえもんのスプーンを使って、作業工程の説明をしてくれます。その後は、じっくりョッピング!スプーンやフォーク、お鍋などが市価よりかなりお得で買うことができます。私は、ドラえもんのスプーン、フォーク、ナイフのセット(1,260円)と、お好み焼き用の大きなコテ(350円)を買いました。

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子供用のスプーンとフォークのセットはよく見かけますが、ナイフまでセットされているものはなかなかありません。以前、小さいうちにテーブルマナーを教えようと子供用のナイフとフォークを探したのですが、気に入ったものが見つかりませんでした。これなら喜んで、使ってくれそうです。ただし、当分は、ホットケーキかハンバーグぐらいにしか使わないと思いますが・・・。

その後は、弥彦神社へ行きました。弥彦山の麓にある弥彦神社は、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして多くの人から広く親しまれています。

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御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えられたといわれています。神社の社殿は、明治の大火に炎上し、大正5年に再築されています。

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その後、寺泊の「日本海」にて昼食です。
まじくんは、おもちゃつきのお子様セットです。このあたりになると、まじくんもお子様セットに飽きはじめ・・・私のお刺身を食べていました。

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京都では、お刺身を食べることがほとんどないので、お醤油をつけて食べるのが気に入っているようです。もちろん、京都のスーパーにもたくさんお刺身が売られていますが、どうも水っぽくて買う気がしないのです。先日、能登出身の女性写真家が、スーパーでお刺身を買って食べたら腐っているのかと思った・・・などと都会でのエピソードを話しておられましたが、私も多少ですが同感です。(^^;)

昼食後は、魚のアメ横でショッピングです。道沿いにたくさんの魚屋さんやお土産屋さんが並んでいます。お土産に魚でも?といろいろ見ましたが、結局何も買わずに帰ってきました。その代りに駐車場で売られていた「焼きイモ」がとても美味しかったです。

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そして、最後の観光地、出雲崎の「良寛堂・良寛記念館へ。
良寛さんは、江戸時代後期の禅僧であり、詩人、歌人、書家としても知られた方です。1558年、出雲崎の名主橘屋山本家に生まれ、18歳の時に得度されています。記念館では、その良寛さんをしのぶ品々が展示されています。しかし、あいにくの冷たい雨!また、富山の隣県ということもありこのあたりのすでに何度も訪ねた方も多いので、さっと見学するだけの方が多かったです。

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良寛さんは、自然を愛し、子供を慈しんだ心やさしい人です。少しでも近づければと、まじくん用に絵本を買いました。童謡のようにリズム感のある詩が気に入ったようです。

そして、すべての観光を終了し、バスは帰路へ向かいました。はじめての1泊2日の親子バスの旅!最初はおとなしく自分の席に座っていたまじくんですが、やがて前方の添乗員席へ行き、ガイドさんやみなさんに相手をしてもらい、後方のお客さんの席へ行って遊んでもらい・・・退屈なはずのバスの中も楽しく過ごすことができました。そのかわり3号車の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

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最後に、お土産のご紹介をもう少し・・・お得なバスの車内販売で買った柿の種と朱鷺の子(各500円!市価よりかなりお得です)と、キタローで来場記念のバターナイフと、魚のアメ横のプレゼントのわかめです。

さて、無事に実家に帰っておばあちゃんに一言!
「おばーちゃん、楽しかったでー。ちゅきおかおんせんは、よそのおばあちゃんばっかりだったから、おばーちゃんが来ーへんでも、全然問題なしやったわ!!!よそのおじいちゃんやおばあちゃんにいーっぱい遊んでもらったでー!」と、大喜びで報告していました。「ほんでな、なんで温泉には、おばあちゃんが多いか知ってはるかぁ?あのな、温泉に入ってしわ伸ばししはるねん!今度おばーちゃんも行ったらええでぇ!」まったく(@@)誰が教えたんだか(--;)???まぁ、温泉は、しわ伸ばしはともかく、身も心も伸ばしてリフレッシュできますよね。

今回は、久し振りの1泊2日のバスの旅でした。温泉に小さな子を連れての母子2人旅!なかには怪しい?パパはどうした?なんて思う方のおられるかもしれませんが、母子でべったり楽しめるのも今のうちなんで、これからもどんどん出かけたいと思います。
来年の春恋祭りは、いったいどこへ出かけるのでしょう?また来年の行きたいと、まじくんが言っておりますが、はたしてどうなることやら???