まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(2)

2008年03月17日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。出発から宿到着までの様子は、前のブログでどうぞ。

いよいよ月岡温泉へ到着です。宿泊したのは「白玉の湯 泉慶(せんけい)」です。月岡温泉は、遥か遠い昔からこの地の地表には温泉が涌き、鷺などの野鳥が傷を癒したといわれています。本格的に温泉が掘られたのは大正初期です。泉質は「含硫黄ーナトリウムー塩化物泉」で、美肌成分日本一といわれています。F1000616

お部屋に案内されたまじくんは「やったー!ほんまに今日からずっとここで暮らすの???」「え?今日からって、今日だけだよ・・・」えー今日だけ???でも、やったー!」と大喜びです。考えてみたら、まじくんは生れて初めての旅館です。見るものなんでも、珍しく、あちこち開けては大はしゃぎです。お部屋には、暗証番号を使う金庫があり「触ったらダメ!!!」の注意もむなしく・・・気がつけば、まじくんが自分で入れた財布が取り出せない状態に(--;)かくして、お部屋に入って約10分でフロントに電話を入れることとなってしまいまいした。すぐに来てくれた係のお兄さんに、丁寧に説明を受け、その後は暗証番号を忘れないようにしっかり自分でメモをして、お風呂に行く時も見える所にメモを置く?というとても慎重な、まじくんでした。(^m^)

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お部屋には、こども用のアメニティもそろっていました「せんけい」と、ひらがなで書かれた半纏がなんともかわいいです。さっそく着替えて、お風呂に行きました。さすが美人の湯といわれる月岡温泉!お湯も滑らかで効き目ありそうな予感・・・子供用のお風呂のおもちゃもおいてあり、まじくんが遊んでいる間、私は、洗い場にある美しくなれそうな試供品(クレンジングやせっけんなど)を使ってみましたが、効果は果たしてあったのでしょうか(??)

その後、露天風呂へ!ゆっくり入ろうと思ったら、まじくんが一言「くさい(TへT)!」そうです、月岡温泉は硫黄のにおいが強く、小さな子供には苦手!・・・私は、ゆっくり美しくなる暇もなく、早々にお風呂を出たのでありました。あーぁ、もったいない(^^;)

部屋へ戻って、夕食までの時間テレビを見ながらゆっくりしていると「ねぇ、ねぇ、おかーさん、どうして温泉は、おばあちゃんばっかりなの?」と、まじくんが聞いてきました。どうしてって言われてもねぇ・・・。この日は、団体さんが多かったし、この日のトミーズツアーも7割が女性客・・・どうしてって言われてもねぇ・・・答えに困る母なのでした。

さて、待ちに待った夕食の時間!今回の参加のお客さん全員で大広間での宴会の始まりです。乾杯をした後、まずはゆっくり食事を楽しみました。

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まじくんにはお子様用御膳です。まじくんの感想は「お寿司とグラタンがおいしかった!」そうです。大人用の御膳も盛りだくさん!食べきれないほどの料理が並ぶのは温泉宿ならではですね。

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ほどなく、春恋名物?の余興が始まりました。今回は、「こきりこ踊り」と「麦や踊り」です。「こきりこ踊り」は、新富観光の新入社員小林くん(五箇山出身)です。本場さながらの迫力のある踊りに、みなさん拍手喝さいでした。「麦や踊り」は、小林くん&新富バラバラダンサーズ?によるもので、麦や踊りが、あんなに楽しいものだと初めて知りました。ヽ(^。^)ノ

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そして、毎回おなじみの豪華賞品が当たる「大抽選会」です。宿泊券や、掃除機、炊飯器など、3人に一人は当たることになっています。くじが引かれるたびに、みなさん一喜一憂!なぜか、抽選券をもっていないまじくんも「当たるかも!」と、ドキドキの抽選会でした。

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夕食宴会終了後は、みなさん、各自館内でお酒を楽しんだりカラオケを楽しんだりされたようです。ゆっくり温泉に入って美人に磨きをかけた方も多いのかな?

私とまじくんは、温泉場お決まりのゲームセンターで少し遊んだあと、お部屋に戻りました。お部屋に戻ると、ちゃんとふとんが敷かれていているのが不思議なまじくん「あれ?どうやって誰が布団を敷かはったん?まじくん、お部屋のかぎ、しっかり締めたはずなんに・・・。」うーん、確かに冷静に考えると不思議なシステムかもしれないですね。

その後、大浴場ではなく、硫黄の匂いのないお部屋のお風呂に入って床につきました。

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翌朝は、朝食バイキングです。種類も多くて、洋食・和食好きなものが選べてうれしいです。まじくんは、好物の納豆ごはんをパク!温泉での朝は、子連れでなければ、朝風呂にも入りたいところなのですが、そこは仕方がないですね。朝食後は、さっと荷物をまとめて、バスに乗り込みました。

続きは、次のブログにて。

月岡温泉白玉の湯 泉慶 http://www.senkei.com/index.html


第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(1)

2008年03月17日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。
春恋祭りは今年で13回を迎えるトミーズツアーの定番ツアーです。毎年春が恋しくなる3月上旬に、日本全国の名旅館を訪ねます。料金的にもお得で、抽選会などのイベントもあり、毎回多くの方が参加されます。

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今回の旅の出発は、新富観光バスセンターからです。無料駐車場に車を停めると、すでにバスが高岡、砺波を経由して到着していました。私たちが乗ったのは3号車で、中ほどの席に座りました。バスに乗って、まずは一服!コーヒーのサービスと、今回限定の車内販売の「朱鷺の子」というお菓子のサンプルを頂きました。

P1080551_2ところで、こどもがバスツアーに参加できるのは何歳ぐらいからでしょう?それぞれ個人差がありますが、トミーズツアーの場合は、日帰りの旅などには比較的小さなお子さんでも参加されています。子供たちだけで参加できるようになるのはツアーの内容によりますが、中学生以上から、もちろん保護者の同意が必要です。

まじくんが本格的なバスツアーに参加するのは3回目です。1回めは昨年のGWの「立山黒部アルペンルート通り抜け」前ブログ】に、パパと富山のおばあちゃんと私と4人で参加しました。2回目は、夏に「びっくり黄金!佐渡日帰り」前ブログ】に、富山のおばあちゃんと私と3人で、そして今回が3回目、初めての1泊2日旅で、しかも親子二人旅です。どんなことになるやらと心配です。(^^;)

今回参加の県内各地からのバスが4台名立谷浜インターで集合し、昼食場所の新潟ふるさと村」へ行きました。昼食のメニューは、カニのお味噌汁や日本海の幸の定食です。まじくんはお子様ランチでした。

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ふるさと村は、たくさんの施設が集まっていて、新潟の海の幸、山の幸、お土産がたくさんあります。館内には大凧合戦で有名な白根の大凧が飾られていました。

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その後、「北方文化博物館」へ行きました。江戸時代の中期に、農より身を起こし、代を重ねて越後随一の大地主となった豪農「伊藤家」の邸宅が一般開放されています。明治15年から8年がかりで建てられた本邸は、敷地8,800坪、建坪1,200坪、部屋数65を数える純日本式住居です。平成12年には国の登録有形文化財に登録されています。

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年に数回、冠婚葬祭など特別な時だけに使われた大広間座敷は、すべて欅造りで、床の間をはさんで7つの部屋があり、畳の数は全部で100枚に及びます。座敷に面した庭園は、新潟県柏崎市出身で、京都の銀閣寺ゆかりの庭師、田中泰阿弥(たいあみ)により5年かかりで造られました。

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伊藤家には当時、50人余りの奉公人が働いていたそうで、毎朝1俵(60kg)の米を炊いていたそうです。五右衛門風呂かと思ったら、ご飯を炊くお釜でした。びっくりでーす!(@@)また、南側の廊下の庇(ひさし)を支える丸桁(写真右上)は1本の杉で、長さ30メートルもあり、遠く会津から川を下り運ばれて来たそうです。

P1080610 敷地内には、珍しい正三角形の「三楽亭」があります。建坪11坪余りの書斎兼茶室で、柱、建具、畳のほとんどが三角形やひし形で出来ています。形のわかる写真が撮りにくかったので、かわりに藤棚ちかくにある電話ボックスを撮りました。三楽亭のミニチュアです。

続いて、旧新発田藩(しばたはん)下屋敷庭園の「清水園(しみずえん)」へ行きました。城下町新発田の400余年の歴史を今に伝える清水谷御殿と回遊式の大名庭園があります。国指定の名勝になっている庭園は、近江八景をとり入れた京風の池回遊式の庭園です。越後路から東北にかけてほかに比を見ない名園と言われています。

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その清水園に沿って流れる新発田川をへだてた路筋に、藩政時代の足軽が居住した茅葺平屋建の八軒長屋「足軽長屋」があります。

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かつては会津街道にむかっていくつかの長屋がありましたが、現存するのはこの棟だけで、全国的にも例をみない遺構として、昭和44年に国指定の重要文化財になっています。長屋の天井はかなり低く、まじくんでちょうどぐらい?でした。当時の日本人は、いまより背が低かったのでしょうね。

この清水園から歩いてすぐの所に「市島酒造」があります。本家はもともと豪農で、1790年代にこの地で創業しています。大きな酒樽などが展示してあり、中に入ることもできます。お酒の香りがするかな?と思いましたが、ほとんどしませんでした。

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バスツアーなので「きき酒」も、安心してたっぷり楽しむことできます。私とまじくんは「おいしいお水」をいただきました。

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市島酒造を出た後は、いよいよ月岡温泉へ到着です。続きは次のブログにて。