まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:千本釈迦堂の大根焚き

2007年12月08日 | グルメ・お土産

今日は、まじくんの保育園の「生活発表会」でした。日頃の成果を発表する・・・学芸会です。まじくんは、劇ではぞうさんの役、合奏では木琴を担当していました。毎年、こちらが恥ずかしくなるくらい元気に大きな声で歌ったり踊ったりしています。保育園は自宅のすぐ近く(南区)にあるのですが、近隣住民のクレームに配慮し、今年から、発表会は遠く離れた上京区の会館で行われました。はぁ・・・大変な世の中です。(--;)

さて、その上京区にある「千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)」大根焚き(だいこだき)が行われていたので、発表会の後に、寄ってみました。大根焚きとは、京都の冬の行事で、この時期に焚かれる大根を食べると中風にならないといわれています。千本釈迦堂は、毎年12月7日、8日に行われています。なお、昨年は鳴滝の了徳寺の大根焚きへ行っています。【前ブログ

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千本釈迦堂は、正しくは「大報恩寺」といい、鎌倉時代初期に釈迦念仏道場として開かれました。国宝の本堂は安貞元年(1227)の創建で、京都最古の木造建造物です。

境内には、大きなおかめの像があります。これは、千本釈迦堂を建てる時のこと、大工の棟梁が誤って柱を短く切ってしまい困り果てていると、妻のおかめが「短い1本に合わせて、他の全部の柱を切れば」と助言をしたそうです。その後、おかめは「大任を妻の助言で果たした」と人に知れるのは夫の恥と思い、本堂の完成を待たずに自害してしまったそうです。人々は女心のいじらしさを憐れみ、おかめの供養塔を本堂の前に立てました。今でも、家の棟上げにはおかめの面をかざる習慣があり、おかめ塚は全国の大工さんの信仰を集めています。2月にはおかめ節分があります。

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訪ねたのは、1時30分ころでしたが、境内には長い行列が!車道にも行列ができていました。(@@)ふるまわれる大根は、大根3切れと、おあげが2切れ入って、1,000円です。その場で食べることもできますが、持ち帰ることもできます。持ち帰り用のパックが150円で売られていました。容器を持参されてもOKです。写真では、小さく見えますが、この容器はうどん鉢ぐらいの大きさです。

気になるお味をお伝えしたいのですが、実は、あまりの行列に帰ってきました。(^^;)写真は、他の方のを撮らせていただきました。すいません。m(_ _)m

とりあえず、おしょうゆとおあげのおいしそうな香りがたまりませんでした。あー、食べたかった!

大報恩寺(千本釈迦堂) 京都府京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町

*北野天満宮から歩いて10分ぐらいです。