しばらく、GWに帰省した富山の事をご報告します。
おわら風の盆で有名な八尾町ですが、春には「曳山祭」が行われます。以前は5月5日に行われていましたが、最近は5月3日に行われるようになりました。
富山藩の御納戸所として栄華を極めた八尾町の町人文化の象徴であった八尾の曳山祭は、寛保元年(1741)、現在の下新町八幡社の前身である上皇太子社の社殿葺替えの際に、上新町が花山に人形と役者を乗せて境内で素人芝居を演じ、帰りに各町へ曳き廻ったのが始まりです。曳山は、全部で6本あります。(本と数えるみたい・・・)
三味線、笛、太鼓の奏でる古式ゆかしい典雅な曳山囃子にのせて曳く六本の曳山は、夜には、1,000余の灯がともる堤灯山車となって坂の町を練り歩きます。
久しぶりに見た曳山祭ですが、以前と違い観光客も少なく、ゆっくり見ることが出来て、とてもうれしく感じました。有名になるのはいいことだけど、ゆっくり見れなくなるのは残念だから、私的には静かなほうがいいですね。(^^;)賑やかなのは、「おわら風の盆」にお任せです。
曳山を見ながら、最近出来たおいしいお豆腐やさん(長江屋豆富店)に寄りました。本当は、持ち帰り専門なんですが、特別に店頭で食べさせていただきました。写真はカップ入りのお豆腐(200円)です。おしょうゆをかけなくてもそのまま食べることが出来ました。豆腐好きのまじくんは1カップ完食です。(実は嫁いだ京都の近所にも、昔ながらのお豆腐やさんがあり、まじくんは小さいときから豆腐をよく食べています。なんと、富山県産の大豆を使っています。)
もともと、八尾町に住んでいた店主が奥様と共に八尾町にUターンされ、昔ながらの製法で豆腐を作っておられるそうです。すこしお値段は高めですが、おいしいです。「日本の道百選」にも選ばれている諏訪町本通りにあります。
長江屋豆富店 http://www.nagaeya-tofu.com/
向かいには「八尾諏訪社」があり、有名な大けやき(県指定天然記念物)と、満開の街道桜(かな?)がとても綺麗でした。
この後は、八尾町のあれこれをご紹介します。次のブログにて。