ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

携帯使用の罰則強化スタート

2004年11月02日 | ITS
いよいよ昨日から道交法が改正され、運転中の携帯電話使用(手に持ったらアウト)は5万円の罰金となった。
昨日から早速路上取り締まりが行われたようだ。
その割に、世の中は案外騒いでいない。うちの家内に知っているかどうか聞いたら知っていた。もっとも彼女は運転中は電話が鳴っても出ない人だから関係ない。

カー用品店でも、ヘッドセットやハンズフリーは売れている事は売れているが大騒ぎという程の事もないようだ。特に、若い人がほとんど無反応らしい。彼らはメール中心になっているため、あまり関心がないという説もある。
売れ筋は前に書いたとおり、やはり3000円以下の簡易型マイク付きイヤフォン。

さて、この道交法改正は一部ではテレマティクスの追い風と見られていた。ハンズフリーの装着率が上がり、さらにブルートゥースによるワイヤレスな車載機器との連動が進めば、車載機器の通信対応にとっての基礎になる。

しかし、現実はそうは進んでいない。まず、車内に相手の通話が流れるハンズフリーは全く人気がない。まあ、当然である。イヤフォンもしくはヘッドセット方式の場合、ブルートゥースのアドバンテージは接続の手間とコードからの解放であるが、いまのところ価格がネックで爆発的に普及するという感じではない。

実際の消費者の考えはどうなんだろうか。
一般道を走っている限り、着信しても出ないで信号待ちなどで着歴を確認し、必要があれば路肩にとまり電話をするといった感じになるのではないか。

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